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2010年07月13日

明日は決勝戦?

 明日14日は、私にとって一大事。ある県立高校での講演会があるからです。「人の性と生」と題した講演を、全学年の生徒さんたちにするなんて、一介の小児科医には荷が重いです。

 しかしいったん引き受けた仕事。やめるわけにはいきません。大役をはなしてこようと思っています。

 講演の要旨はだいたいできました。会場で投影するプロジェクター用の資料もほぼできました。あとは肉付けをもう少しすれば完成・・。

 そう思って見直していると、しだいに言葉数が増え、何枚かのスライドが加わりました。あれもしゃべりたい、これにも触れたい、などと思うので、どうしても「足し算」になってしまいます。

 でも与えられた時間は60分(きっと校長先生のお話などで正味時間はもっと短くなるでしょう)。今のところスライドの枚数が60枚。きっと不消化になってしまうでしょうね。

 この「1枚1分」のペースというのは、看護大学での講義と同じです。スライドを見せながら、小児科学の知識をお伝えするということでは、いつもの私のスタイルといえるでしょう。

 今回はとても大勢の方を相手にします。それに知識というより、生きるということの意味など、考え方を理解してもらうのが主眼。スライドの枚数が多いと、その説明で終わってしまって、何を伝えたいのか分からない・・なんてことにもなりかねません。

 きっと最後は「引き算」が必要なのでしょう。でも、できれば生徒さんたちのハートに届くようなミラクルはないかな。何かと何かを組み合わせて「かけ算」になるといいな(間違ってもゼロをかけないように)。

 さて講演会まで15時間ほど。どんなできになりますやら。

投稿者 tsukada : 2010年07月13日 23:59