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2010年06月22日

CMのないサッカー中継なんて

 南アフリカでのサッカー・ワールドカップが繰り広げられています。日本が出場しているということもありますが、あまりスポーツ好きではない私もときどきテレビで試合を見ているくらいですから、日本中、いや世界中で熱気が高まっていることでしょう。

 今日の夕刊に面白い記事がありました(新潟日報)。日本の試合が始まると水道の使用量が減り、ハーフタームに入ると使用量が急増。試合後半はまた減って、終わるとまたドンと増える・・。

 水洗トイレで水を流すのがこの水道使用量に反映していることは想像にかたくありません。試合中はテレビから離れず、試合が休みに入ったり終わったりすると日本中で一斉にトイレに走っているのでしょう。

 NHKのアナウンサーが放送の中で「NHKにはCMはありませんから」としゃべってしまい、後日お詫びをしたとか。ワールド・サッカーの中継はNHKの方針が単独で行っているわけではありません。

 高額なテレビ放映権を民放といっしょに購入し、共同して放送しています。それなのに「CMがないからNHKで見てちょうだい」などと言われれば、民放は怒り出すでしょう。さっそく抗議があり、「配慮に足りない表現があった」と謝罪したというしだいです。

 でも・・CMがあったほうがいいのかもしれません。45分の試合中は民放もぶっ通しで放送します。ハーフタイムくらいはテレビの前から解放してあげなくては、日本中で膀胱炎の患者さんが大量発生してしまうかも。

 こんなことは実はときどき感じています。NHKの放送では、途中で中休みがないために、トイレにいったり、水や食べ物を持ってきたりするタイミングが難しい。CMはいらないけれど、途中休みがほしいな、って思うこともあります。

 もっともCMを提供しているスポンサーはどんなふうに考えているのかな。誰も見ていないテレビでCMが流れている間、トイレでは大量の水が流れているなんて。水道水にCMを混ぜ込んで流した方が効果的かも・・。

投稿者 tsukada : 2010年06月22日 23:59