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2009年11月02日

インフルエンザがいよいよ・・

 当地でも、新型インフルエンザと思われる患者さんが急増中。今日の外来でで6名の患者さんを確認しました。

 夜間診療所の出番でしたが、確か8名のインフルエンザ患者さんがいました。大部分は市内の大学の関係者。

 今日の夕方から急に高熱になり、夜間診療所にやってきていました。学生さん、職員さんなどの他に、週末に大学祭に出かけていって中学生もいました。

 新型インフルエンザの潜伏期は2〜3日。ということは、やはり週末のイベントで移し合ったということなのでしょう。

 ところで夜間診療所でインフルエンザと診断したのは症状や所見、そして大学の関係者ということから。迅速検査はしていません。

 みな短時間(わすか数時間)で高熱になり、寒気、だるさ、関節痛などがとても強い特徴があります。まるで判でおしたように同じ症状です。

 もはや普通の風邪ではありません。インフルエンザとしか考えられない症状です。

 迅速診断は一定の役割があります。しかし、完全ではありません。発症から半日程度以上たっていないと、必ずしも陽性になりません。もともと季節性インフルエンザの診断キットですから、新型インフルエンザの感度には問題があるかもしれません。

 もし迅速診断を実施していたら・・夜間診療所をおとずれた方の何人かは「インフルエンザとは診断できない」ということになってしまいます。検査を優先させると、治療のタイミングがかえって遅くなってしまうことになるでしょう

 新型インフルエンザの治療のコツがあるとしたら、できるだけ早く診断し、抗インフルエンザ薬による治療を始めること。そんな意味でも、むしろ「迅速検査を実施しない(頼らない)」ことに意義があります。

 ということで、これから当地でもいよいよ大流行になりそう。みなさん、体調に気をつけてお過ごし下さいね。

投稿者 tsukada : 2009年11月02日 22:45