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2009年08月18日

報道は変わったようです

 新型インフルエンザについての報道は、日本で最初に患者は発生し、地域的な流行もおきた5月に大々的な扱いで伝えられました。ワイドショーのように感情的に、あるいは扇情的に伝えるメディアの姿勢には批判も寄せられたほどでした。

 6月に入ると発生数の山が超えたこともあり、報道量は極端に少なくなりました。「熱しやすく冷めやすい」という日本人の性格が、ここにも現れていたようです。

 患者発生数は、実は6月から上昇し、夏になった7月、そして8月さらに増加し続けています。全国のすべての都道府県で発生していますし、海外や流行地に行ったことのない方でも感染しています。発生数からも、発生の仕方から、日本はすでに「まん延期」に入ったとみなしてもかまわないほど。少なくても大流行の一歩手前であることは確実です。

 今月に入り、とうとう亡くなる方も出てきました。今日も2例目の死亡者が報告されています。

 メディアでの扱いも、また増加してきたようです。今日のネット上見かけた関連ニュースの見出しを、一部抜き出してみました。

・新型インフル、国内2人目の死者 神戸の77歳男性
・新型インフル、全国で急増 沖縄突出、奈良・大阪続く
・日ハム、インフル集団感染 スレッジら
 (以上は「朝日新聞」インターネット版)
・新型インフル、すでに大流行の兆し
・致死率0・5%…新型インフルは意外に強力
・立正大淞南の選手ら4人、インフルA型感染
 (以上は「読売新聞」インターネット版)
・新型インフル:「全国的な流行」寸前に 8月に入り急増
・新型インフル:致死率0.5% 「アジアかぜ」並み
 (以上は「毎日新聞」インターネット版)
・【新型インフル】異例の近「流行状態」ほとんどが新型
・【新型インフル】千葉の保育園で12人が集団感染
 (以上は「産経新聞」インターネット版)

 ニュースの本数もずいぶんと増えてきましたが、一方で冷静な扱いをしていることにも気づきます。新型インフルエンザの正体がだんだんと分かってきたということもあるでしょう。事実をきちんと伝え、今後どうすればいいかを、メディア自身が考えながら伝えているようです。

 さあ、新型インフルエンザはいよいよ私たちの身の回りに「普通に」に存在するようになりました。その流行の勢いをおさえ、重症になったり亡くなったりする患者さんを少なくする手だてをきちんと考え、実行する時がきています。

投稿者 tsukada : 2009年08月18日 23:59