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2009年08月04日

箸供養?

 今日は「箸(はし)の日」だそうです。「8月4日」の語呂合わせからきたのでしょう。

 いつも箸にはお世話になっています。お弁当を食べるときに使うという本来の役割(?)のほかに、冬場に大きなお仕事があります。それは薪ストーブの焚き付け(たきつけ)。

 この「院長ブログ」ではときどき紹介していますが、薪ストーブは私の冬場のお楽しみ。それがあるから、雪国の寒くて暗い冬を生きていけます(ウソ、そんなオーバーなことはありません)。

 今は薪ストーブ派にとっては「オフ・シーズン」。せっせと薪割りにいそしんでいます。丸太を割ってできる薪は、それなりに大きい物。でもそれだけでは薪ストーブは働いてくれません。

 小さな火種から始まり、最初は細い枝に火を付け、その後しだいに太い薪を燃やしていきます。マッチ1本から始めて、ストーブがうまく暖かくなってくれる様子を見るのが「幸せ」を感じる瞬間ですが、その時に活躍するのが「割り箸」です。

 丸めた新聞紙の上に数十本の割り箸をおき、マッチで火を付けます。最初の焚き付けにちょうど良い太さと、燃えやすさを兼ね備えていて、最高の材料なのです。

 こんな使い方をしている人はほかにもいるようで、ある雑誌(薪ストーブ専門というのもあります)に、ラーメン店からもらってくる割り箸は油がついているので、燃え方がもっといいのだと紹介されていました。

 割り箸というと、木を伐採し、地球温暖化を悪化させるということで悪者にされがち。たった1回の使用で棄てられるということで、エコに反するとも。

 実際には割り箸にするのは間伐材が大半のようです。森林を維持し、より大きな木を育てるために途中で「間引き」される木です。間伐材の利用がすすまないと、値段が高くならず、結局森林の維持管理をする費用がまかなえません。だから割り箸は大いに使った方がいいのだ、としている人たちもいます。

 私の場合は、一度使った割り箸にも、もう一度出番を用意しています。本当に重宝していますよ。

 今日は「箸の日」・・でも誰が決めたのでしょう。お世話になっている箸に感謝して「箸供養」などしているのでしょうか。

 少なくとも私は割り箸に感謝をしなくてはいけませんね。個人的に「箸供養」を企画することにしましょうか・・。

投稿者 tsukada : 2009年08月04日 23:59