« 今週の感染症流行の様子 | メイン | 春の嵐 »

2009年03月22日

35,000分の1

 東京マラソンが行われました。今年で3回目になる大会。“東京オリンピック”招致をめざして、力がこもっていたようですね。

 3万5千人ものランナーが参加したとのこと。その大半の方完走したというのですから、すごいことだと思います。

 テレビでときどき見かける芸能人なども走っていました。夜のテレビ番組で、完走後の晴れやかな顔を見せていました。

 走っている時はきつくても、走り終えたことによる達成感はとても大きなものがあるのでしょうね。「くせになっちゃう」と言った人がいますが、少し分かるような気もします。

 そして、ちょっと羨ましくもあります。私は走った記憶があるのはもう30年も前。今は(今までは)走ることなんてできないと思っています。

 ほんの少しでも走ったら心臓がバクバクとして破裂しそうになるのではないか。空気の中の20%の酸素ではまだたりない状態になるのではないか。膝関節が破壊されるのではないか。・・そんな恐れをいただいています。

 いきなりマラソンは無理ですが、少し走ってみてもいいかな。もしかしたら、少しは走れるかも・・。そんなふうにちょっとだけ思えてきました。(一晩寝れば消えてしまうかもしれませんが)。

 残念ながら事故もありました。タレントの松村邦洋さんが途中で倒れ、心肺停止状態になったとのこと。幸いにもその後の蘇生が成功し、意識を取り戻したということです。

 失礼ですが、おデブキャラの松村さんにはマラソンのような過激な運動は無理ですよ。テレビの仕事でしていたようですが、テレビ制作の倫理コードに触れるのではないでしょうか。面白さを求めて、健康や命をおびやかすことは良くないことです。

 あまりスポーツ番組はみないのですが、今日は東京マラソンが気になってテレビを見ていました。実は当院の職員も参加したのです。もしかして画面に映らないかな、と思っていたのですが、彼女の姿は見えませんでした。残念。でも3万5千人ですから、当然でしょうね。

投稿者 tsukada : 2009年03月22日 22:12