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2009年02月09日

診察券アート

 医院に“巨大アート”が登場しました。

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 私の顔をパネルに仕上げたのだそうです。当院の保育士さんたちのお手製。ベニヤ板1枚分のとても大きなものです。

 絵の部分は卵の殻で作られています。絵の具で着色し、それをくっつけてあります。立体感ばつぐん。(殻を集めるために、ずいぶん卵を食べたようです)

 下地はプラスチックのカードを並べて作ってあります。これは当院の診察券。昨年秋に電子カルテを導入した際、新しい診察券を作りましたが、そのために不要になったものです。

 以前から使っている診察券がそろそろ足りなくなってきたということで、作ったばかりでした。それも万の単位で、大量に(>_<)

 それが全部ムダになったのですから、いささかへこんでいました。廃棄処分しかないな、と思っていましたが、棄てるにもお金がかかります。何より、新品のカードが一度も役に使われないままゴミになっていくのは、カードに申し訳ない気持ちにもなっていました。

 そこで思いついたのが保育士さんに“有効利用”してもらうこと。どんなことに使って貰うか、決めていたわけではありません。でも職業柄(?)、こういった素材があるといろんなアイデアが出てくるはず。創作意欲もきっとわいてくるでしょう。それを期待して、数万枚のカードを渡しました。

 そして出来た第1号が、この巨大パネルというわけです。こんなふうに作ってくれて、それも診察券をうまく利用してもらえて、とても嬉しいです。

 受付の後ろに飾ってありますので、来院されれば自然と目にとまるでしょう。どうぞごらんになって下さい。

 さて「診察券工作」の第2号は何かな? きっとまたいろいろと考えているでしょうね。楽しみにしていますよ。

投稿者 tsukada : 2009年02月09日 21:16