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2008年05月18日

Bones

 アメリカのテレビドラマにずっとはまっています。『ER(緊急救命室)』が始まりでした。もう10年以上前から。設定がとてもリアルで、医者の私が見ていてもワクワクします。

 最近面白いと思って見ていたのは『Bones』。DVDのレンタルが待ち遠しかったです。数日前にシーズン1を全部見終わりました。

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 法人類学者のテンペランス・ブレナン (Temperance Brennan) 博士が主人公。専門は「骨から人物を特定すること」。骨を見ただけでやっているスポーツ、どんな物を持っているのかわかる・・。

 相棒がシーリー・ブース (Seeley Booth) 捜査官。FBIの殺人捜査班の特別捜査官。元陸軍スナイパー。テンペランスのことを大抵は「BONES(ボーンズ)」と呼んでいる。

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 これもけっこうリアルな話。医療そのものではないけれど、法医学や犯罪捜査にも興味がある私には最高のドラマです。

 今回DVDでリリースされたのはシーズン1ですが、シーズン2は今秋には見ることができそうです。早く見たいです!

 ところで私も少しは骨に関係した仕事をしています。

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 これは医院で撮影した手のレントゲン写真。『Bones』の設定とは違って、生きている患者さんの骨の写真ですが。この写真を分析し、骨の年齢を推測します。年齢より小さすぎたり、大きすぎるようなお子さんが、正常な発達なのかどうかを知ることができます。

 そして何センチまで身長が伸びる可能性があるかも、分かります。私にとって“Bones”は、これから成長を続ける子どもたちの、大人になってからの姿を想像するものになっています。

投稿者 tsukada : 2008年05月18日 20:23