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2007年10月28日

医療保育専門士

 小児医療の現場で活躍する保育士さんが増えています。小児病棟で入院中の子どもたちの保育をする「病棟保育士」の歴史はそうとう古くからあります(日本ではそれほど普及が進んでいませんが)。

 さらに最近は病児(病後児)保育施設に勤務する保育士も、次第に増えてきています。2001年に当院併設した「わたぼうし病児保育室」にも、現在は常勤4名、非常勤3名の保育士が、毎日お預かりする子どもたちの保育にあたっています。

 小児医療の一端を担う存在になってきている保育士さんたちのレベルアップをはかり、もっと質の高い医療保育を実践していこうという目的で、「医療保育専門士」という資格が作られるようになりました。

 日本医療保育学会という団体が認定する資格で、小児医療についての講義を受講したり、課題を与えて論文を提出したりすることが、その要件になります。さらに実際に病棟保育や病児保育の現場で一定の期間、実践していることも必要です。

 早ければ来年秋にはその「1期生」が誕生する・・そんなことを紹介した記事が、産経新聞に掲載されました(10月25日付け)。

 医療保育専門士についてのイメージを読者にふくらませてもらいたいということで、当院で働いている保育士の仕事風景を写真にそえてもらいました。どうぞご覧になって下さい。

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「医療保育専門士」についての産経新聞の記事(PDF)

産経新聞の記事(インターネット版)

投稿者 tsukada : 2007年10月28日 15:36