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2007年10月31日

女性警官を救出!?

 今日で10月も終わり。秋が深まっているとはいえ、今日の日中は半袖で過ごせるくらいの温かさ。どうも季節感がピッタリとしません。

 今日の出来事・・数人の若い男性が女性警官を取り囲んでいて困ったような様子だったので、そこから救出しました!! といっても、犯罪性は皆無。

 「若い男性」とは小学生の男の子たち。学校帰りに女性警官を見つけて、興味津々にいろんな質問をしていました。「お姉さん、いくつ?」「その拳銃、本物?」「見せて!」「触らせて!!」などなど。

 まだ警察官になりたて、湯気がたっているようなフレッシュな方。それなのに子どもたちは「38歳!」と言ったそうな。女性を見る目がまだ育っていないんだね(^^;)

 拳銃は私もけっして興味がないわけではありませんが、恐ろしくて聞けません。そこは子どもたち。思ったことを簡単に口にしてしまいます。

 私が「悪いことをした人に使うんだよ」と言うと、納得してくれたのか、もう聞かなくなりました。きっとヘンなオジサンが口出しするから、面白くなくなったんでしょう。

 “援護射撃”の最後は、映画『絆』の優待券。それをみんなに一枚ずつ渡して、「オジサンも出ているから、ちゃんと見に来るんだよ」と。お土産をもらうと嬉しいのは老若男女を問いません。子どもたちは喜んで散っていきました。

 困った人を助けるのが警官の大切な仕事ですが、その警官が困っているのに知らんぷりはできません。今日はちゃんと「市民の務め」を果たしましたよ。

 ところでこの婦人警官と顔を合わせるのは2回目。私の住んでいる地域を受け持ったということで、家族などの調査にやって来られたことがあります。

 その時、彼女をビックリさせてしまいました。私が「以前、ニセ女性警官と出会ったことがある」と言ったからです。映画『絆』の撮影の中で、警官役の人と一緒だったという意味なのですが・・。

 前後関係を何も知らずに、いきなり「ニセ警官」という言葉を聞けばギョッとするのは当たり前でしょう。それを聞いた本物の女性警官は目をむいて、私を見てきました。その反応に、私の方が逆に驚いたくらい。

 あ、悪いことを言っちゃった・・そう思い、すぐに映画の中の話だとお伝えしました。もちろん納得してくれましたし、「公務執行妨害」とかで捕まえる、などということもありませんでした。良かった(T_T)

 その時に映画の話をしていたので、今日お会いした時、ポスターや優待券を差し上げました。映画は必ず見に来てくれると言ってくれたけど、本当かな? 署に戻って、ちゃんと貼ってくれるかな?

 もっとも、そのままポスターを持って帰ると、巡視中にいったい何をしていたんだ!って先輩警官から怒られてしまうかも。もしそうなってしまったら、ごめんなさい。

投稿者 tsukada : 2007年10月31日 23:16