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2007年10月24日

新規開業

 医学部の後輩が市内に開業したということで、さっそくお祝いに行ってきました。整形外科のクリニックで、勤務していた県立病院の隣という、患者さんにとってはとても便利な場所でした。

 広々とした駐車場を確保し、自家用車で通院する人が多い地方の事情に配慮しています。新しいその建物は清潔感とともに、入りやすい印象。いかにも“医療機関”だぞ、というような威圧感はありませんでした。

 玄関からはバリアフリーで待合室と受け付けに通じていて、その先に診察室などが作られています。院長先生に院内を案内させてもらいましたが、どのスペースもゆったりとしていて、患者さんにとっては使いやすそうです。

 新しいだけあって、院内はどこもきれい。スタッフも生き生きとしていて、新規開業の若々しい雰囲気を感じました。

 当院は1990年の開業ですから、もう17年ほど経ちます。その間に大きな増改築を2回行ったり、部分的なリニューアルをしながら今に至っています。院内をできれば開業当初のような状態にしておこうと思ってはいますが、なかなかうまくいきません。

 最近では室内の蛍光灯が切れてしまうことも。電気屋さんに見てもらいましたが、そろそろ寿命かと。器具の劣化によるものなので、致し方ないようです。一つがダメになったということは、他の物もそろそろ“やばい”と考えるべきでしょう。

 この際、開業当初に設置した蛍光灯は全て、部品(安定器)を交換することにしました。その数、20数個。結構な出費です(-_-)

 物には寿命はつきもの。そのメンテを上手にしておかないと、いつ大きなトラブルが襲ってくるか、分かりません。そう考えると、蛍光灯の交換も「転ばぬ先の杖」ということでしょう。

 開業してそこそこの年月が経つと、こんなことも起きています。メンテといえば、一番必要なのは院長の頭と体かもしれません。自分ではまだ寿命がきてはいないし、“賞味期限”内だと思っているのですが・・。慢心してはいけませんね。

投稿者 tsukada : 2007年10月24日 20:49