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2007年03月27日

インフルエンザとけいれん

 東京の桜は少しずつ花開いているようです。当地の開花予想日は4月3日、あと1週間ほどです。華やかな景色を、心待ちにしています。

 もうすぐ桜の季節だというのに、まだインフルエンザに悩まされています。インフルエンザは冬のものというのが相場。冬と春が混在してしまって、季節感が分かりません。「冬と春の融合」「冬と春のコラボレーション」・・。そんなしゃれている場合でもありませんね。

 学校や幼稚園が春休みに入ってきたので、少しインフルエンザ発生が少なくなってきている印象です。このまま峠を越えてくれるといいですね。

 インフルエンザに伴って熱性けいれんをおこすお子さんが続いています。

 昨日は、待合室で診察を待っている間にけいれんをおこした女の子がいました。看護師がすぐにかけつけ、診察室に連れてきました。すぐにけいれんは止まり、検査をするとインフルエンザの反応あり。しばらく様子を見ていましたが、脳症などの問題はなく、インフルエンザの高熱が引き起こした単純型熱性けいれんだと診断しました。

 この子にとっては初めてけいれん。お母さんもさぞ驚かれ、心配してことでしょう。「医院にいる時で良かったね」と話したら、お母さんもうなずいておられました。

 今日は、夜間に2回のけいれんを起こしたお子さんを診察しました。やはりインフルエンザによる熱性けいれんでした。当院の時間外電話相談に電話し、必要な指示をもらっていましたが、初めてのけいれんを目の当たりに見ながら、冷静に対処されていた親御さんには、敬服しています。

 私は立場上は小児科医ですが、家で自分の子を見るときには「親」の立場にもどってしまいます。急に高い熱がでたり、吐いたりすると、大丈夫なのか、やはり不安になります。(この症状はこの程度だから、まだ様子を見ていていいはず)などと、自問自答しながら子どもの世話をしていました。親御さんの不安に思う気持ちは、良く分かります。

 今週は保育園の卒園式が続いています。年長さんたちは、無事に卒園を迎えられていますでしょうか。来週は小学校の入学式も控えています。大切な時期です。体調の悪いお子さんも、早く治るといいですね。

投稿者 tsukada : 2007年03月27日 23:59