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2007年01月05日

ウイルス性胃腸炎は一段落

 子どもたちの間では、昨年末まではウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症)が大流行。12月は毎日おおぜいの子どもたちが、吐いたり下痢をしたりして、外来を訪れました。

 吐きそうなお子さんにはビニール袋を持っていてもらうのですが、待合室を除くと、ビニール袋を手にした青白い顔の子どもたちがたくさんいました。(アンパンではないですよ←アンパンなんて、知らない人が多いでしょうが)

 年末年始の休みが入って、昨日からの外来では、この胃腸炎がだいぶ少なくなったような印象です。ある程度長めの休みがあると、子どもたちの中での感染症の流行は、一段落することがよくあります。

 もちろん、まだなくなったわけでもありませんし、これからまた流行がぶり返してくるかもしれません。明日からの連休はまた大きな低気圧が日本列島を襲い、冬型の気候がぐんと厳しくなるとのこと。来週からは園や学校が再開し、また集団生活が始まります。油断は禁物。

 今月はおそらくインフルエンザの流行が始まることでしょう。すでに患者さんは少しずつ出ているという報告が、各地から寄せられています。当院ではまだ確認していませんし、今の段階ではまだ散発的ですが、イヤな足音が聞こえてくるようです。こちらもご用心を!

投稿者 tsukada : 2007年01月05日 22:48