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2006年10月19日

猛練習中!?

 当院の職員が次の日曜日、結婚式をすることになっています。おめでたいことです。その披露宴に私も呼ばれ、祝辞を述べることになっています。

 医療機関というのは女性の多い職場。看護師さんをはじめとして医療事務さんなど、ほとんどが女性が大半だといってもいいでしょう。当院もそうで、私ともう一人男性がいますが、あとは全部女性。

 わりと若い人たちが多いのも特徴で、勤務している途中で結婚することもよくあります。院長という立場から、結婚披露宴に呼ばれることも多くなるのですが、新婦の雇用主ということで上座にすわらせてもらっています。

 そして祝辞も頼まれるのが通例。話すことはそれほど苦ではないのですが、まだ乾杯する前ですから、けっこうみんなまじめに聞いています(当たり前ですが)ので、緊張します。といって、原稿を作っていくタイプの私ではないので、けっこうぶっつけ本番でやってしまいます。心臓が小さいくせに無理するので、心臓はバクバク、冷や汗タラタラです。

 それでも、新婦が多い職場で良かったとも思っています。もし新郎の側だったら、仲人を頼まれてしまうかも。ひな壇にいっしょに並んで、決してぶっつけ本番ではいけない新郎新婦の紹介もしなくてはいけません。披露宴の前に結婚式もありますし、それまでに結納とかいろいろとあることでしょう。新しいカップルを仲立ちする役は、とてもできそうにありません。そんな仲人を頼まれないですんでいることだけでも、私にとってはラッキーです。

 でも、今回は披露宴で余興を頼まれています。新郎新婦をお祝いし、みなさんに楽しんでもらえるような芸はとくに持ち合わせていません。小児科医ですから、病気のことを話したりするのはいくらでもできますが、まさか講演会やら講義をするわけにもいきません。

 仕方なく、昔やっていたギターを引っ張り出してきました。弾くのは久しぶりです。私の好きな曲を弾き語りで歌って、お茶を濁そうかと思っています。私の好きな曲・・と言えば松山千春になってしまいますが、彼の曲は別れがテーマになっているものが多く、選曲に困っています。無難な曲もあるのですが、でも私の歌いたい曲も入れたいし。まあ、失礼のないように(石を投げられることのないように)曲を選ぶことにしましょう。

20061019

 でも、千春ばかりでは面白くない。いつもの院長から多少脱出もしてみたい。そんな気持ちから、今回は違う人の歌も入れてみようと思っています。けっこう冒険かも。

 今は、お蔵入りしていたギターを引っ張り出してきて、弾いているところです。大勢の方に聞いていただくのですし、何よりも晴れやかな、そして新郎新婦にとって一回限りのとても大切な披露宴なのですから、ちゃんと練習をしておかないといけないのですが、なかなか指が動いてくれません。あと数日なのに、心配になってきました。

 当日は、お酒の勢いを借りて、ぶっつけ本番でやっちゃうかもしれません。お聞き苦しいようでしたら、ご容赦下さい。

投稿者 tsukada : 2006年10月19日 23:59