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2006年10月03日

大日向雅美先生です

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 今日はとてもビッグなお客さんをお迎えいたしました。「子育て支援」界(そんなのがあるのか分かりませんが)の重鎮の大日向雅美先生です。現在恵泉女学園大学で教授をされていますが、子育てのついての多くの著書もありますし、政府の各種委員もされていますし、さらにはテレビの育児番組でもレギュラー出演されています。お名前やお顔をご存じの方も多いことでしょう。

 その大日向先生に、来年の「上越子育てフォーラム」の講師をお願いしたいとかねてから構想をもっていました。でも、どうやってお願いすればいいか考えあぐねていたところ、先生ご本人がここ上越市に来られることを知りました。

 子育てサークルの一つである「マミー・ネット」というNPO法人が企画したパネル・ディスカッションにコーディネーターとして招かれているというのです。これは「飛んで火に入る夏の虫」(失礼)。お会いして直接お願いする絶好のチャンスです。

 ということで、アポなしの直談判に及んだという次第です(主催者には了承をいただいておきましたが)。大日向先生には快くお引き受けいただきました。日程の調整はこれからですが、来年の「子育てフォーラム」はとっても良いお話が聞けそうです。楽しみにしていて下さい。

 そのあとのディスカッションを聞きながら、ふと思いついたのが、先生を医院にお連れすることです。夕方には電車で帰るとお聞きしていましたが、会が終わって多少時間がありそうなので、主催者の了解が得られれば駅に行く途中にお寄りいただこうと。そして、私たちのところで行っているささやかな子育て支援=わたぼうし病児保育室を実際に見ていただこうと。

 そんな勝手な話だったのですが、うまく事が運び、実際にお迎えすることが出来ました。今日は病児保育室に7名のお子さんをお預かりしていましたが、保育士と一緒に過ごしている様子を生で見ていただき、その場で私からも病児保育のことや、子育て支援のことをいろいろとお話をさせていただくことができました。

 育児や家庭教育などの分野での日本の第一人者を前にして、ずいぶんと偉そうなことを話してしまいました。先生の温かく人を受け入れるご様子に、ついおしゃべりをしました。先生にはお疲れのところ、ずいぶんとご無理をいってしまい、申し訳なかったと、あとになって思ったしだいです。(最後はとうとう記念写真までせがんでしまいました。)

 東京からは政府の内閣府の方も同行されていました。男女共同参画の立案がお仕事だということですが、地方の小さな小児科で行っている、子育て支援の小さな試みのことも、頭の片隅でちょっと気にかけていて下されば幸いです。(もちろん、それが政策に影響してくれば望外の喜びです。)

 ということで、急きょ大日向先生にお会いし、病児保育の現場を見ていただき、そして来年のフォーラムの講師までお願いしてしまったという、特別な一日でした。とっても内容が濃くて、ちょっと疲れました。でも、快い思いでいます。

投稿者 tsukada : 2006年10月03日 23:54