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2006年08月31日

税金引き落とされず

 今日で8月が終わり。明日から9月、そして新学期の始まりという子どもたちも多いことでしょう。夏休みは充実して過ごせましたか? 楽しい思い出はできましたか? 2学期はまた大変かもしれませんが、頑張ってください。

 今日は月末に加えて、法人会計の年度末にもあたり、雑多なことで忙しくしていました。いくつかの税金の徴収日にもなっているので、銀行口座からちゃんと引き落とせたか、気にしながら過ごした一日でもありました。

 指定している口座に必要な残高がなければ、あとで督促状が来ます(その経験があるので知っています)。時には一日でも遅れると延滞税を払わなければいけないものもあります。余分な出費になるのはもちろんですが、やっぱり「滞納者」とみなされるのは、イヤですよね。

 ところが、今日の日付で引き落としが予定されている一つの税金が徴収されませんでした。日中に入金したこともあり、もしやして朝一番に実行しようとした引き落としができず、そのままになってしまったのかも・・。そんな心配もあったので銀行に問い合わせをしたところ、今日はそのような徴収の求めはなかったとのこと。

 手元に届いている書類には、確かに今日の日付が入っています。そのまま徴収されないのならラッキー!と思ったのですが、そんなことはないでしょう。次に税務署に連絡をとったところ、実行日はまだ先だということでした。

 電話口に出られた署員の方は、「書類を送ったあとに、銀行協会との間の協議で実行日が決まったので、それをお知らせできなかった」と言っていました。毎年そうなのだそうです。決まってからそれを連絡することもしないのだとか。

 ずいぶんと不親切な話です。自分の方から指定してきた日に実行できないのであれば、それをあらかじめ知らせることは当然のことでしょう。「遅れて引き落とししても、8月31日にさかのぼって徴収できたと見なします」とも言っていましたが、それは当たり前のこと。そんなことを心配しているのではありません。

 実際の引き落とし日(今年は9月26日だそうです)に銀行預金にそのお金を準備しておかなくてはいけないことが問題なのです。けっして少なくない金額です。いつも預金に余裕があればいいのかもしれませんが、みんながそうではありません。たえず動いているお金を、特定のために用意しておくのは、実行される日にちが分からなければけっこう難しいことなのです。

 もしもちょうどその日に預金に残高がなければ、税の滞納になります。延滞金を支払わなければいけないとしたら、納期限の8月31日以降から計算されることでしょう。ばかげた話です。

 通知の方法がないように言われましたが、そんなことはありません。宛先はすでにコンピューター管理されています。「引き落とし日は○月○日」と書いた葉書を作り、宛名を貼り付けて投函するだけです。郵便料金の50円に、多少の費用がかかるだけです。それくらいは必要な経費でしょう。

 お役所の都合で市民を振り回すのはやめて下さい。きちんと税を払おうと思って用意している人をぞんざいに扱っているとは思いませんか?

 誰か、国税庁の上の方に伝えておいて下さいね。

投稿者 tsukada : 2006年08月31日 23:31