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2006年08月21日

早稲田実業優勝!

 今日、ある一つの「暑い夏」が終わりました・・甲子園での闘いです。昨日の決勝戦では、延長15回まで死闘を繰り広げましたが、引き分け。大会規定により再試合となったものでした。

 今日の試合も、また凄かった・・ようですね。仕事中で今日はほとんど見ることができませんでした。でも、ときどきテレビを“チラ見”していましたが、いつも接戦で、どちらが勝ってもふしぎではない戦いぶりでした。

 結果は早稲田実業が優勝。連勝している苫小牧をおさえての初優勝になりました。この早稲田実業には王貞治監督も在籍していて、その果たせぬ夢を叶えたとか。全国の高校球児の頂点にたったわけですから、すごいことをやってのけたものです。絶え間ない努力の結果が実ったのですね。

 この早稲田実業高校には、私の友人も入学していました。中学時代の同級生で、バスケットの名選手でした。彼が中心となって作られたチームは、当時全国3位にまで上り詰めました。地方の、何の特色もない普通の公立中学の生徒たちが、そこまでの力を発揮したのは、当時は奇跡のように思われたものでした。

 そこまでのチームに育て上げた名監督がいましたし、何よりすばらしい選手たちが多くいました。その中でもリーダー的存在であったK選手には全国の注目が集まり、高校バスケットで素晴らしい成績をあげていた早稲田実業に進学していった・・そんなエピソードがあります。

 その後の彼はやはりすばらしい成績をあげ、全日本チームの主力選手になったとか。現役引退後もコーチとして活躍し、NBAの解説や、バスケット・コーチのための本を執筆するなどの業績をあげています。

 そんな私のとってはささかやかなつながりですが、今日の早稲田実業の優勝は、昔を思い出させてくれたということでも、とてもうれしいものがありました。もちろん、準優勝した苫小牧も、そしてそのほかのすべての高校も、持てる力の全てを発揮して活躍したことでしょう。それぞれが良い思い出として、また生きる糧として、この「暑い夏」の経験を心に持ち続けていくことでしょう。みんな、頑張ったね!!

【参考:同級生の紹介】倉石 平 (くらいし おさむ)くん

 1956年新潟県出身。早稲田実業高校・早稲田大学と様々な大会で活躍し、熊谷組では日本リーグ、全日本総合選手権大会等で原動力としてチームを次々と勝利に導いた。全日本チームメンバーとして数々の国際試合でも活躍した。

 現役引退後はヘッドコーチとして熊谷組の指導を取り、日本リーグ、全日本総合選手権大会優勝という栄光を勝ち獲る。その後日本初のプロ契約コーチとして大和証券を経て現在に至る。その洗練された指導法は、いま最も注目されている指導者の一人とされている。

 また数々の著書やNBAテレビ解説など、幅広い活動を展開している。
 (ビデオソフト企画・制作 ティアンドエイチ株式会社のHPより)

投稿者 tsukada : 2006年08月21日 21:26