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2006年06月07日

小学生以下

 今日は久しぶりに歯科を受診、自分が患者になりました。しばらく前から歯にしみるような違和感があり、最近は自然とそちらの歯を使わずに食べ物をかむようになっていました。気にはなっていたのですが、このところの忙しさから、“自分と向き合う”ことを避けていたようです。

 先に歯科衛生士の方が診て下さいましたが、その段階ですでに「しみませんか?」「いつからですか?」などの質問もあり、(こりゃ、そうとうやばい状態になってるな)と感じていました。レントゲン撮影、そしてドクターの診察では、虫歯が進んでいて、すでに神経を痛めているとのこと。おそらく神経を取り除くことも必要になりそうです。

 局所麻酔の注射は、私が処置の途中で痛みを訴えたために追加もあり、たっぷりと使ってもらったようです。処置が終わっても数時間は感覚が戻りませんでした。夕食はまだ感覚神経が麻痺していたので、食べづらいものがありました。

 でも一番ショッキングだったのは、歯茎の状態でした。固い歯ブラシで、力任せに歯磨きをしていたのが災いし、そうとう歯肉を痛めているというのです。食事の直後には必ず歯磨きをしていますが、時間は十分にはとっておらず、乱暴にしていたという指摘はあたっています。短時間ですませようとすると、余計力が入るし、力いっぱい歯磨きをすることで、「ちゃんと歯磨きをしたぞ」という自己満足(?)にも浸れます。でも、その結果は歯茎のトラブルでした。

 歯科衛生士の方に「これから丁寧に歯磨きをすれば、歯茎は元に戻りますか?」と恐る恐るお聞きしましたが、答えは「そうはなりません」とピシャリ。でも、これから気をつければ、これ以上は悪くはならないとのこと。まだ歯槽膿漏で悩んだり、総入れ歯にするのはイヤですから、これから心を入れ替えて、丁寧に、優しく歯磨きをすることにしましょう。

 今日は歯科衛生士さんからは「正しい歯ブラシの選び方と歯磨きの仕方」を教えていただきましたので、さっそく実践してみたところです。でも・・実はこれは以前にも言われていたことです。小学生を諭すように優しくお話していただいているのに、それが守れないなんて、小学生以下だと思われているかもしれませんね。もしかしてカルテには「要注意人物」などと書かれていたりして(-_-)

 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、いくら良いことを教えてもらっても、それが身に付かなければ意味がないですね。今度こそ三日坊主にならないように、心を入れ替えようと思っています。とりあえずは、しばらくは歯医者さん通いが続きます。

投稿者 tsukada : 2006年06月07日 22:14