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2006年04月30日

チューリップも咲いています

20060430

  春の大型連休が始まりましたが、いかがお過ごしでしょう。テレビでは長いお休みをとり、海外旅行に出かけていく人たちの映像が流れていました。うらやましいですね。

 当院は例年通りカレンダー通りのお休みです。前半は2連休、後半は3連休。途中の診療日は混み合いそうです。とくに5月6日は後半の飛び石連休の真ん中で、それも午前だけの土曜日。さあいったいどうなるのやら・・

 そろそろ前半の連休が終わります。お天気にも恵まれ、遠出をされた方も多いかもしれませんね。新潟も桜が終わり、チューリップなどの花が咲き出しています。桜の花が咲く頃は、もしかしたら冬に逆戻りするのでは、と思わせるような寒い日もありましたが、ここまで来るともうそんな心配は不要。温かな日差しの中で、のんびり過ごせました。

 明日からは5月。そしてGW真っ直中の診療日。頑張って仕事をしましょう。

投稿者 tsukada : 23:54 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月27日

野戦病院?

 このところ外来が混み合っているというお話を先日からしています。今日はさらに多く、ここ数年で最も多くの患者さんが来られた日になりました。

 今から7、8年まえにもこれくらい多い外来があったのですが、それはインフルエンザの流行がドンと来たとき。2週間ほど続きましたが、大半がインフルエンザ患者で占められていました。

 今回はなぜこんなに多くの患者さんが訪れているのか、定かな理由がよく分かりません。確かにインフルエンザ患者はまだ発生していますが、大流行ではありません。1週間に10名前後ですので、全体からはごく一部です。他に流行している感染症がいくつかありますが、それらが重なって、地域全体の感染症患者を多くしているということなのかもしれません。

 最も目立つのはウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症)です。例年春先までこの感染症が流行しますが、今年は例年以上の流行がおきているようです。吐き気が強く、水分がとれないような子どもには早めに点滴治療が必要です。そのため、処置室のベッドがすぐにいっぱいになります。当院では処置用に最大8台のベッドを用意していますが、それでも足りず、点滴などのために順番待ちになってしまうこともあります。具合が悪いから早く点滴をしてあげたいと思うのですが・・

 私は診療中は診察室から離れられません。混雑すればいっそうです。待合室や外の駐車場など、そうとう混雑しているだろうとは思うのですが、それを確認したり、対応するために指示を出したりすることもできません。唯一診察室を離れるのは、点滴などの処置で、私でなければできないことがあるときだけです。そんな時にざっと処置室の全体を見渡すのですが、まるで“野戦病院”のような様を呈しています(野戦病院がどんなところかを実際に見て知っているわけではありませんが)。あるいは、どこかで災害や大きな事故が起きて患者さんが次々に運ばれてきたというような印象です。

 バタバタしている中で、文句も言わず、じっと待っていてくれる患者さんや親御さんたちに申し訳ないと思っています。私も看護婦も最大限の努力はしているつもりですが、それでも不都合なことがいろいろあるに違いありません。それでも耐えていただいているのですから、寛容さに感謝申し上げます。

 明日はGW連休の前日。外来も今日以上に混み合うかもしれません。月末の仕事も重なってはいますが、明日一日はとくに心して診療をしようと思っています。

投稿者 tsukada : 23:11 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月26日

1点をめぐって

 日本の医療はほとんどが保険でまかなえます。国民の誰もが何かの保険に入っているという「国民皆保険」制度があるのは、世界中で日本と韓国だけ。その保険制度は、一定のルールに基づいて金額が決められるのですが、それが診療報酬という名前の点数制度です。

 診察料、検査料、注射料、手術料、薬剤料などがこと細かく決められています。その仕組みや点数が2年に1回改定され、この4月から新しい診療報酬になっています。病医院の会計も、今月から新しいものになっているので、もしかしたら「先月と同じことをしたのに今回の支払いは違っている」と思われた方もおられることでしょう(そのほとんどは安くなったことに気づかれたでしょうか)。

 新しい診療報酬についても詳しい情報が発表されたのが3月上旬。そこから1か月足らずで新しい仕組みや点数に変更しなくてはいけなかったので、3月の最後はけっこうバタバタと仕事をしていました。専用の医事コンピューターのソフトも入れ替えなくてはいけないのですが、それを作るメーカーも短い期間しかないので、大変な作業だということを聞いています。ソフトの変更だけでも業界全体で数百億円の費用がかかっているのだとか。それはみんな医療機関が負担しているわけで、何のための制度改定なのか、疑問に思うこともしばしばです。

 4月に入って、新しい診療報酬についてやっと慣れて会計業務ができるようになってきたところで、またまた新しい問題に巻き込まれています。保険の請求は1か月分をまとめて翌月に請求をだすのですが、その請求ルールも変更になったのです。いつものことなのですが、請求ルールは4月下旬に公表されます。請求業務には間に合うように見えますが、必ずしもそうではない面もあります。

 医事会計専用のコンピューターは、毎日の会計を患者さんごとに行っていくと、1か月分を自動でまとめてくれ、それを翌月の頭に打ち出し、請求用の明細書(レセプト)ができあがります。基本的には日々の会計業務に間違いがなければ、それをそのまま提出することで、請求業務は終了です。ところが今回の改定では、当初予定されていなかった明細書の書き方が突然に決まり、一部の会計業務をやり直す必要がでてきました。それが分かったのが昨日のこと。今月1日から今までの会計の見直しをしなくてはいけなくなったというわけです。

 それは「外来迅速検査加算」という料金です。その場ですぐに検査をし、それを患者さんの診療にすぐに役立てるときに、通常の検査料に加えて請求できるというものです。この加算をいただいた方の請求明細書に、それを実施した日付を書き入れるようにというのが、今回分かった新しい指示になります。会計業務をやりながらであればそれほどの作業量ではありませんが、ほぼ1か月分、さかのぼってコンピューターに入力し直さなくてはいけないというのは、ずいぶんの作業量になってしまいました。今日は事務員総出で、半日以上の超過勤務をして、やっと対応することができました。

 診療報酬のルールを作っているのは“霞ヶ関の住民”。厚生労働省の立派な建物の中からは、現場の様子が見えないのでしょうね。お役人のデスクワークに振り回されるのは、もうゴメンです。

 ちなみにこの加算はわずか1点(1点=10円)。診療報酬という仕組みの中で「最低価格」。わずか1点をめぐって、こんなにも手間をかけなくてはいけないのかとあきれかえりました。お役人の常識が、私たち一般人の常識と違う物だと言うことを、つくづく実感した次第です。

投稿者 tsukada : 23:54 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月25日

異変続き!?

 私が塚田こども医院を1990年6月に開院してもうすぐ16周年になろうとしています。この4月は15回目の春を迎えているのですが、今春は“異変”が続いています。

 今月の診療日はあと3日残っていますが、今のままのペースで患者さんが来られるとすると、過去15年間で最高の受診者数になります。子どもの数が少なくなり、小児科や産婦人科は経営のなりたたない“斜陽産業”だと言われて久しいですが、どうもそうでもないようです。

 小児科では、高齢者や成人に比べると患者さん一人あたりの労力やマンパワーが多く必要な一方で、使う薬や検査が少ないことなどから収入は少なく、経営的にやはり厳しいものがあります。でも、経営のために診療をしているのではありません。地域の中でしっかり利根をおろし、毎日の診療を地道に続けることで、患者さんの信頼をいただき、診療を続けていくことができます。医院が地域の方々によって支えられ、成り立っていることを、日々実感しています。

 ということで、今月の患者数の多さは、当院にとって一つの“異変”であります。

 今週に入り、またインフルエンザの患者さんが増えているような印象があります。今シーズンはA型インフルエンザの流行が1月中旬に始まりましたが、はやばやと1月下旬にはそのピークがすぎ、その後はなだらかに減少傾向が続いていました。例年は春先にはやるB型の発生は皆無と言っていいほどで、私も「春休みには終息するでしょう」と“予報”を出していました。確かに小規模になり、消え入りそうになってはいたのですが、どっこい土俵際で最後の抵抗をしているかのように、新学年になってもまだ小さな流行がところどころに残っていました。

 ここ2週間ほどは週あたり10人以下の発生でしたが、昨日と今日の2日間だけでここ1週間分の患者数を超えています。こんな春になってもまだインフルエンザの発生が続くというのは、あまり経験がありません。これも“異変”といえるのかも。

 そして、今発生しているインフルエンザは当院ではすべてA型。真冬に多く発生するA型がなぜ今の季節にまだ発生するのか? これもまた“異変”と言えるのかもしれません。

 A型には以前からA香港型とAソ連型があります。今年も連年と同じくA香港型が優位に流行していましたが、今の時期に出ているものがどちらであるかまでは分かりません(外来で行っている迅速検査ではA型とB型の区別ができるだけなので)。まさか・・新型インフルエンザ(これもA型です)ではないでしょうね?? そこまでの“異変”は想像したくはありませんが、でもいずれは現実になるかもしれないので、心を引き締めて診療にあたっていきたいと思っています。

 もう一つ話題を。インフルエンザの診療の中で、最近指摘されている“異変”があります。それは、薬が効きにくくなっていることです。特効薬とされている「タミフル」(内服薬)の聞かないインフルエンザがだんだん増えてきているのだとか。確かに昨年診療する中で、B型に対する効果がいまいちだったような気がします。B型は耐性ができやすいと報告されるようになっているとおりです。

 さらに、A型インフルエンザでもタミフルに耐性が見られるようになってきていると聞き、困ったことがおきつつあると感じています。これはどうもタミフルの使い方に問題がありそうです。「5日間服用」が標準なのですが、日本では薬の不足から「3日で十分」という節が医者に中で伝わっていました。確かにタミフルを飲み始めると翌日には解熱し、もう学校に行けそうにまで回復してきます。でも、体の中にはまだインフルエンザウイルスが残っているので、途中で薬をやめると症状がぶり返してきたり、他の人に感染をさせたりすることがあります。

 そして、この中途半端な薬の使い方が。耐性ウイルス=タミフルの聞かないインフルエンザウイルスを作ってしまっているのではないかという疑いがもたれています。タミフルの服用はやはり基本通り5日間が必要・・その前半は自分の治療のために、後半は他の人に移さないために。そして5日間きちんと服用することで薬の効きにくいウイルスを作らないこと・・これは、地球規模で人類を危機に陥れないために必要なのかもしれません。

 話は大事になってきましたが、来るべき新型インフルエンザの流行に備える意味でも、平時のインフルエンザ治療をキチンとしておく必要があります。

 異変続きの今年ですが、新型インフルエンザの流行という最大の“異変”が訪れないことを切に願っています。

投稿者 tsukada : 23:01 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月24日

GWまであと1週間

 4月もあと1週間。もうGWの連休が気になってきたころでしょう。

 例年のことですが、長期の休みが終わり、新学年や新学期が始まって2週間ほどするといろんな感染症が流行してきます。はっきり名前のついている感染症(水ぼうそうやおたふくなど)もありますが、名前のついていない感染症(風邪など)もやはり増えてきます。今年もやはりそうなっています。

 当院に限った事情かもしれませんが、今年はインフルエンザの流行が小さかったために真冬は患者さんが少なめでした。春になると気候が落ち着き、感染症なども少なくなるだろうと思っていたら、春休みはかえって患者さんが増加。そのまま新学年を迎え、今月中旬にはさらににぎやかになっています。

 小児科にとっては春から夏は「閑散期」のはずなのですが、どうも今年は事情が違っているようです。これで大型連休にはいると、その前後の混雑は“殺人的”になるかも・・。

 ちょっと疲れ気味の院長ですが、皆さんのご協力を得ながら、なんとか乗り切っていきたいと思っています。

投稿者 tsukada : 22:46 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月23日

祭りのあとの寂しさ

 新潟の桜はだいぶ花びらを落とし、寂しい姿になってきました。でも新しい若葉が目立ち始め、もう少しできれいな葉桜になるところです。

 開催期間を1週間延長していた観桜会も、とうとう今日が最終日。訪れるお客さんも少なくなり、こちらも寂しくなりました。すでに交通規制もするほどではなくなり、にぎやかに軒を連ねていた露天も歯抜け状態になっています。ライトアップも今夜限り。来年まで1年間のおあずけです。

 お祭りがにぎやかなのは嫌いではないのですが、終わったあとがひときわ寂しくなるのがどうも苦手です。小さい頃からよく「ネクラ」と言われたものです。

 このところ小児科外来はまた患者さんが増えているようです。インフルエンザもほぼ終息したはずなのに、まだ発生しています(数は多くはありませんが)。ウイルス性胃腸炎で点滴治療が必要な子どもたちもおおぜい出ています。新学年がはじまって半月ほど経ち、やはり感染症の流行が勢いづいてきたというところなのでしょう。

 今週末からは春の大型連休(GW)が始まります。医療機関はみなカレンダー通りの診療ですので、休みが続くときにはその前後がどうしても混み合ってしまいます。ここしばらくは、外来の混み具合もいっそうひどくなるかも。心して診療に取り組むようにしようと思っています。

※当院のGW中の診療もカレンダー通りです。GW中に診療するのは5月1日(月)、2日(火)、6日(土)です。とくに6日は土曜日のため午前のみの診療です。連休のまっただ中ですので、どうなることか・・今から心配をしています。

投稿者 tsukada : 21:06 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月21日

ピンクの絨毯

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 今日も強い雨と風が吹き、お花もずいぶんと散ってしまいました。明日からの週末は、最後のお花見になりそうです。お天気が回復してくれるといいのですが、どうでしょうか。

 個人的には、桜は散り始めが好きです。満開から少しすぎて、花びらがはらはらと舞い落ちてくるころがとてもきれいだなって感じます。風が吹いて花吹雪になっていれば最高。

 でも、昨日からの風はあまりに強すぎて、そんな風情を楽しむ余裕がありません。桜の木から花びらをもぎとろうとするかのように吹き荒れていました。かわいそうなくらい。

 地面は花びらで覆われます。まるでピンクの絨毯を敷き詰めたよう。お堀や池の水面も花びらで彩られ、これもまたきれいなものがあります。葉桜にはなってしまいますが、そんな“残り香”もまた楽しみです。

 もっとも、そのあとには掃除が待っています。地上に降り注いだ大量の花びらの後かたづけをしなくっては。これがけっこう大変なのです。まるで黄砂におそわれた北京市内の映像を思い出します(←これはオーバーです)。

投稿者 tsukada : 20:24 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月20日

早朝のお客さん

 昨日からの強い風に加えて、今日は雨。満開の桜も“外圧”には抗しきれず、少しずつ散り始めてしまいました。

 開花から1週間ほどがたっています。あと数日で葉桜になってしまうことでしょう。次の週末はかろうじて大丈夫のようですね。観桜会は予定より1週間延長されていますので、最後のお花見にどうぞいらっしゃって下さい。

 このところ朝の目覚めが早くなりました。家の前に咲く桜の花が気になるからでもありません。犬との散歩が楽しみだからでもありません。カラスがいけないのです。

 上越市は全国で最もカラスの多いところだと聞いたことがあります。上越教育大学のある小高い丘がカラスのねぐらになっています。昼間は各地に“出張”しているカラスたちが、夜は大学周辺の雑木林に帰ってきます。

 観桜会の期間中は、カラスにとっては最高の時。美味しいエサにたっぷりとありつけます。まだ夜が明けないうちから公園にやってきて、捨てられているゴミ袋などを突っついています。ゴミを集めるステーションは絶好のエサ場。そして、散歩コースのあちこちに投げ捨てられたゴミをしっかりと見つけて、散らかしていきます。

 我が家の屋根にも毎朝カラスが飛んできます。数羽が追いかけっこをしているのか、バタバタ、ガチャガチャ・・ まだ寝ている私たちの頭の上で騒がしい限りです。

 カラスは「遊ぶ」ということができるようです。以前見たニュースで、滑り台で滑って遊ぶカラスがいました。屋根の上で何をしているのか分かりませんが、彼ら(彼女ら?)はきっと楽しんで遊んでいるのでしょうね。

 そんなところをじゃましてはいけないのかもしれませんが、でも人間にとっては迷惑千万。困ったものです。

 ・・もっとも、カラスのエサが毎日大量にでる方が困ったことかもしれません。お花見を楽しんでもらうのはいいのですが、美しい桜を見ながら、公園を汚くするのはやめてもらいたいものです。

投稿者 tsukada : 23:18 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月19日

曇り空

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 今日もまだ満開の桜が楽しめています。昨日は気温が22度まで上昇、汗ばむようなお天気でした。今日は少し曇り空、明日は雨が降るそうです。

 今朝の桜も少しどんよりしていました。でもこの曇り空は黄砂によるものだとか。中国で過去最大の黄砂が降りそそいでいたというニュースがありましたが、その黄砂が日本にも飛んできたんですね。

 ゴビ砂漠、恐るべし(>_<)

投稿者 tsukada : 12:37 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月18日

春爛漫

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 今日も良いお天気に恵まれ、気持ち良くお花見ができています。

 上越市内は公園だけではなく、あちこちの桜もみな満開です。「知られざる名所」(?)もあるようです。

 ここは市内を流れる青田川の風景。両岸に桜並木が続いていて、格好のデートコースになっているようです。高校生のカップルを時々見かけます。きっと文字通り「春爛漫」なのでしょうね(^_-)

投稿者 tsukada : 11:12 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月17日

見頃の桜をどうぞ

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 今朝の高田公園です。散歩をする人が少しいる以外はお花見客もおらず、花をいっぱいに咲かせた桜の木々が静かに立っていました。

 今日はお天気も良くなり、最高のお花見日和になっています。

投稿者 tsukada : 13:40 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月16日

満開です

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 新潟の桜はこの週末でもう満開になりました。高田城跡公園(上越市)にもたくさんのお花見客がおとずれ、きっと満開の桜を堪能されたことでしょう。

 今日は午後からお天気が悪くなってしまいました。夜は風が強く、寒かったので、人出はちょっと少なくなったようです。明日はお天気が回復してうれるでしょう。ここ数日が見頃です。どうぞお出かけ下さい。

 イラストレーターの“ちょこまい”さんが、桜を題材に、春のイラストを描いてくれました。とってもかわいいですね。それに季節にぴったり。HPのトップの使いたいとお願いし、わざわざオリジナルを描いて下さいました。お忙しい中、私の厚かましいお願いに応えていただき、とても嬉しいです。

 HPの更新は明日に行いますが、とりあえずこの「院長ブログ」のコーナーで先に紹介させていただきます。実物のお花見と一緒に、目の保養を。どうぞお楽しみ下さい。

投稿者 tsukada : 22:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月15日

もうすぐ満開

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 今日の桜は、もう満開に近いです。ちょうど週末、お花見には最高ですね。楽しみにしてお出かけになって下さい。

投稿者 tsukada : 08:50 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月14日

犬と夜桜見物

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 一昨日に咲き出した桜は、今日はもう5分咲きくらいになっていたでしょうか。昨日は25度近くにもなるくらいの暖かさで、一挙に咲いたようです。

 今夜は夜桜を見てきました。仕事が終わって家に帰り、犬の散歩をしながらの夜桜見物です。その時の写真をアップしておきました。(上はしだれ桜と満月、中はライトアップされた桜ロード、下は三重櫓。あんまり上手に撮れてなくてすみません。)

 高田城跡公園は「日本三大夜桜」の一つと言われているだけあって、なかなか見事です。会場には多くの人たちがやってきていました。各地からツアーが出ているようで、場内放送からは福島とか徳島などという地名も聞こえてきました。

 道が分からなくなって、集合場所を探していた老夫婦は千葉から来ておられました。会場内で犬の散歩をしている私は、いかにも地元の人間に見えたのでしょうね。反対方向に歩いていたので、道を尋ねてもらって良かったです。あわや集合時間に間に合わない、ということもあったかもしれませんから。

 お天気も良いので、この週末は一番の見頃でですね。おそらく、来週の半ばまではお花見が楽しめるでしょう。夜などは気温が下がるでしょうから、温かくしてお出かけ下さい。

投稿者 tsukada : 23:29 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月13日

Googleで1位!!

 私の「院長ブログ」がGoogle検索で、何と1位になりました。HPの指南役の“お師匠さん”からメールをいただいたときには、にわかには信じられなかったのですが、自分で検索しても、確かにトップに私の「院長ブログ」が出てきます。嬉しいですね(*^_^*)

 これも、私の院長ブログをお読みいただきている方々の温かい声援があってのこと。感謝しております。

 なお、先日まで2位だったYahoo!は逆に22位まで後退。どうしたのでしょう。でも、いずれはまた上位に上がってくると思います(以前もそんなことがありました)。次はYahoo!での1位を目指したいと思います。

 昨日の桜の開花といい、今日の“受賞”(??)といい、おめでたいことが続きました。今日は気分の良い一日でしたよ。

 検索の結果はまた変わってきて、もう永遠にGoogle1位という栄冠を手にできないかもしれませんので、その画面を記録にとっておきましょう。下の写真がそれです(これもお師匠さんからいただいたものです。いつもありがとうございます)。

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投稿者 tsukada : 18:29 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月12日

桜が開花

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 当地の桜も、今日やっと開花しました。予報では9日となっていましたが、それより3日遅れ。平年よりは2日遅いのだそうです。

 4月に入って寒い日が続いたので、足踏み状態でしたが、今日は気温が20度ほどに上昇しています。桜もやっと“春”を感じ取ったのでしょう。

 ここ数日で見頃になるでしょうから、次の週末はちょと良いお花見ができそうです。そして来週いっぱいは桜を楽しむことができることでしょう。これで雪国にも“春”の到来です。

投稿者 tsukada : 16:53 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月11日

ブログ大賞

 今年のブログ大賞の審査が終わっています。私の「院長ブログ」は“ライフ部門”にエントリーしていました。もちろんですが、部門別の大賞は受賞しませんでした。2か月ほどの間、繰り返し「投票を!」とお願いしていましたが、その結果が形にならず、申し訳ありませんでした。

 今回の「ブログ大賞」の審査を通じて、私の「院長ブログ」も多くの方からご覧いただいていること、そしてHPも含めて多少はお役に立てているとのことが実感でき、とても嬉しいです。私にとっては、入賞すること以上に意義のあることでした。

 私の「院長ブログ」をご支持いただき、投票していただいた方々の推薦文をご紹介いたします。それぞれの文から、温かく見守って下さっているまなざしを感じます。これを“宝物”にしておきたいと思います。

 ご推薦いただいた方々にあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。

《投票者のコメント》

【adoさん】地元の身近な先生のブログということで、毎日楽しみにしています(^-^) 先生のHPも大変役立ちます。特にインフルエンザ最新情報は、仕事上とても重要です。これからもがんばってくださいね!

【ローラ☆22さん】小児科医院の院長先生のブログってだけで、 感動してしまいます。 ワタシの周りにもそんな先生欲しい!

【ガクココさん】普段子供たちがお世話になっています。 日頃のお礼に一票入れさせていただきます (^_^)v

【mokkoさん】子どもが病気の時にお世話になっている塚田先生。診療中では分からない先生の一面をうかがい知ることが出来て、毎日楽しみにしています。HPも子どもが病気になった時、大変役に立ちます。

【ホリーさん】日々の診察や生活の様子が素直な言葉で書かれていて、とても読みやすく楽しいブログです。文章には温かく愛されるお人柄がよく出ていて、2枚目のお顔からは想像できない親しみ易さも・・・。お忙しいのに、毎日続けるって本当にスゴイことだと思います。  2006-02-09 21:53:44

【笑顔整体の院長さん】1票入れさせてもらいました!ステキなブログです^^ 顔晴っていきましょう^^

【「刷りバカ日誌」@にわけんさん】子育てに役立つばかりではなく、院長先生を中心とした医院の和気藹々とした雰囲気が伝わってくる素敵なブログです。

【ふうりんさん】昨年までうちの子が患者でお世話になった先生です! とても信頼出来る先生で、とにかく人気のある先生です。スタッフさんも全員やさしく応対してくださって、本当に大好きな病院です。今は我が家が転勤になって通えなくなったので、子供が病気にかかったら一番先に先生のHPで調べさせて頂き、そして、毎日先生のブログを楽しく拝見させて頂いています。

【chikomamaさん】子育て中のママにとって、とっても頼りになるブログだと思います。 院長先生おもしろい!!ほのぼのしてきます♪

【pu-noriさん】見ためは小児科医。 ブログを読むと?????(失礼!!) 勿論たまには真面目な事も書いています。 (たまにはって・・・) 先生の見た目とのギャップを知りたい方や お医者さんの日常に興味のある方、子供好きな方には 是非ご覧頂きたいです。

【まいまいさん】一票入れておきますね。 友人がマネー部門に「元お笑い芸人の保険屋さんダイキューの嵐」でエントリーしてます。応援してあげてくださいね!

【やぎまるさん】初めて、ブログ拝見させていただきました。読んでいると元気になれそうです。いい小児科がある地域がうらやましいなぁ。頑張ってください。

【ノリさん】なんかほのぼのとしてイイですね。今行っている小児科の先生もイイ医師です。赤ちゃんの時から子供がご厄介になっています。時間外で病状を電話で尋ねてもくれるし。感謝!感謝!

【kintaさん】初めての子育てで不安でいっぱいの頃、こちらのブログやサイト、そして先生への質問でどれだけ勇気付けられたか…。こんな先生のいる小児科が近くにあったらなぁ…と思いつつ、様々な情報を提供してくださるブログを毎日読んでいます。

【ゆーみんさん】「子育て」ほぼ完了の私ですが、Dr・ジローのブログは、毎日、楽しく拝見させていただいてます。時事に疎くなった昨今、時にホロリ、そしてウフフ。心の中に素直に入ってきてくれる優しいブログです。HPもお勧めですよ!必読! ジロー先生、これからも頑張ってくださいね。

【なるよしさん】いつもお世話になっている先生のブログは笑ったり考えさせられたり励まされたり  ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。ためになること間違いなしですよ。

【おおけいさん】上越市にいた3年間、長男が大変お世話になった先生のブログです。転勤族のため、今は遠くに住んでいますが、毎日のように先生のホームページにアクセスし、楽しませていただいています。

【マッチさん】始めまして、マーケティング部門から来ました マネーの泉.comのマッチと申します。 凄く勉強になる面白いブログですね(^^) 一票入れさせてもらいます。ポチッ。

【さちさん】いつもお世話になっている小児科の先生のプログ♪プログだけではなく、HPそのものが日々役立っています。子供の気になることを検索すればほとんどのことがヒットしますよ!

【イルカさん】Dr.としての専門のお話に留まらず、お人柄が伝わってくる多方面のコメントはとても楽しみです。お忙しいのに、ほぼ毎日の更新には驚かされます!

【katomariさん】こどもに対する愛と情熱が感じられます。子育て中の方、必読。

【まあさん】子供の病気のことで調べていたら先生のホームページにたどり着きました。わかりやすい説明や、とても親切な先生に感動です。すばらしい先生のお人柄で尊敬しています。

【akatomboさん】子育てとは縁がなくても毎日訪問して読みたくなるブログです。ドクターと言うお仕事だけでも激務でしょうに、毎日サイトの更新にブログまでこなされて、いったいこの塚田先生に睡眠時間はお有りなのでしょうか。でも何だか楽しんでおられるような余裕さえ伝わってきます。スーパードクターですね。

【watanababyさん】新米パパ☆ママ必見ですよ!!私は育児書よりもわかりやすい先生の説明と優しい言葉に勇気づけられています。ブログも旬な内容もりだくさん!で笑ったり考えさせられます☆是非、ブログ読んで見てください!そしてHPにもアクセスしてみてください☆ほんとに勇気づけられますよ☆☆☆

【まなりんさん】楽しく拝見しています。子育てはちょっと前に一段落して、最近は先生お会い出来ませんが、院長ブログで身近に感じさせていただいています。毎日お忙しいでしょうが『ジローファン』の為に頑張ってください。

【amiさん】育児(特にこどもが病気のとき)で滅入っている時、塚田こども医院のHPで助けていただいています。院長ブログは就寝前の楽しみにしています。

【あゆママさん】お忙しい中で、これだけの内容のブログをほぼ毎日更新されているだけでも凄いです。季節のことや社会のことなど共感できる内容ばかりで面白い。また、院長のHPは子育てにとても役立つこと間違いなしです!

【kawachanさん】Drという立場からのコメントはもちろんですが、“普通のお父さん”みたいな日誌に共感できます。お忙しい毎日、お身体を大切に・・・

【nonさん】そろそろ小児科さんとも卒業ですが、塚田先生のブログはほとんど毎日読んでいます(そうそうと言いながら)特に新米ママさんに読んでもらいたいですね。元気がでるし、安心できますよ!

【ながはしデス。さん】子育て中のママ・パパさんで、このHPを知らないなんてもったいない!!悩みが本当に元気に変わりますよ〜?お世話になって数年、まだまだ全て見切れないほどの豊富な内容、院長先生の誠実で温かくてちょびっとマニアックで面白いお人柄、いつも助かるしほこほこしてしまいます。絶対のぞいて損はナシ!あなたもぜひ投票を〜♪

【ひーちゃんママさん】共働きでがんばる私たち親にとって、とても頼りになる、すてきな存在です。時には辛口のコメントあり、笑いあり、毎日の更新を楽しみにしています。

【モリゾーさん】主に小児や子育てに関するタイムリーな情報を日誌として提供。鋭く辛口な切り口で日常の出来事をPOST。 同氏が作成した膨大な医療データベースとのリンクあり。

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2006年04月10日

開花はまだです

 新潟の桜の開花は、気象庁の予想では昨日9日でしたが、残念ながらまだ開花していません。先週は寒い日も多かったので、つぼみがまだ固いままだったようです。明日はまた気温が高くなるとのことで、今週中には花が咲き始めることでしょう。

 “開店休業”状態の観桜会も、次の週末には大にぎわいをしそうです。楽しみですね。

 この週末は東京に用があり、出かけてきました。新潟は黄砂まじりの雨でしたが、関東に入ってからはお天気が良くなり、いつもながら気候の違いを感じます。桜は、東京などでは散り始めでしたが、群馬はちょうど満開。ときどき通る道のりですが、きれいな桜を見ることができ、今回は得をしたような気持ちでした。

 新潟の平野部ではもう雪はありませんが、山間部ではまだまだ雪が積もっていました。遠くに見える山々も、すそ野から山頂まで白いまま。春はまだ先のような光景でした。わずか数十キロの距離で、こんなにも違うものかと、“雪国の人間”でも実感した次第です。

 週末に遠出をするとやっぱり疲れますね。以前は何ともなかったのですが、50歳を目の前にすると、やっぱり体力の衰えも感じてきます。あんまり運動もしていませんし、気をつけていることもなく“自然体”でやってきていたのですが、これからは多少は意識して体を使わないといけないのでしょうね。

 体もそうですが、気持ちが衰えないようにしないといけないな、って感じてもいます。先日も書いたように、周りで一緒に仕事をしていた小児科仲間がだんだんと少なくなっています。寂しいです。

 そして、これまで以上に頑張って仕事をしていかないといけないな、と実感しています。一日中診療をしているのって、けっこう大変なんです。気持ちが萎えてくると、きっといい仕事ができなくなるでしょう。高めのテンションを維持する・・そんなことも、これから意識しないといけないのでしょうね。

 まずは桜の開花が待ち遠しいです。春の訪れが、きっと心をいやし、「気」を充実させてくれることでしょう。

投稿者 tsukada : 23:42 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月07日

たった一人の小児科医

 私が住む新潟県上越市には小児科のある病院が3つあります。その一つが先日、移転新築しました。これまでよりも診療科が増え、ベッド数も大幅に増えて、より大きな病院として生まれ変わりました。

 この病院の小児科は、これまでは常勤が一人だったのですが、これからは3人になり、よりしっかりとした体制で小児科診療ができるようになりました。嬉しいことです。でも、ちょっと困ったこともおきています・・

 上越市というのは、昔は高田市と直江津市という二つの市が合併してできました(昨年はさらに周辺の14市町村が合併してもっと大きな市になっています)。高田は平野部の真ん中で文化や商業のさかんなところ。直江津は港や交通の要所として、流通などで栄えてきたところ。市街地の広域化の中で、その区別はだんだんとなくなってはきているのですが、それでもまだ「高田地区」と「直江津地区」は、生活圏としては若干の区別があるようです。

 くだんの病院は長らく直江津の真ん中にあったのですが、敷地が狭く、建物が古くなったということで移転しました。昔の行政区分では、旧高田市になるところへです。患者さんにとっては、生活圏から移転することは、やはり負担が大きくなります。自家用車で通える人たちはいいですが、徒歩で通院されているお年寄りなどは、やはり通いづらくなってしまいます。(このあたりのフォローをきちんとしているのか、心配しています。)

 小児科は医者が増えたことは良いのですが、やはり通いづらくなったという声を親御さんから聞きます。若い人たちはほとんど車で通院しているはずなのでが、それでもやはり通うのは大変になったようです。

 当院は上越市の海岸より・・つまり直江津にあります。その直江津から小児科が一つなくなったということで、患者さんの受診の様子が少し変化してきているような気がしています。

 私が開業した1990年当時は、直江津には小児科医のいる病院が2つ、小児科開業医が他にもう1軒ありました。その後、開業の先生はご高齢のためにおやめになり、一つの病院は小児科の常勤医師が不在になってしまいました(現在は週2回、大学からの出張医で外来のみを行っていますが、それも5月で終わるそうです)。もう一つも、病院そのものが移転してしまったので、今では直江津地区で小児科医は私一人になってしまいました。

 直江津地区の人口は約7万人。小児人口を15%とすると、この地域の子どもたちはおよそ1万人以上いることになります。そんな中で小児科医が一人だけというのは、十分な小児医療の体制を作るのが厳しい状況です。

 私もできる限りのことはしていきます。そしてしなくてはいけないことも、まだまだいっぱいあります。でも、どれくらいのことができるだろうかと考えると、ふと心配になります。やはり一人の小児科医、一つの小児科医院だけでは、限界があります。

 今、小児科医療が危機に瀕していると指摘されています。いつでも、どこでも、心配なときにはすぐに受診できる体制が求められているにもかかわらず、現実は小児科医と小児科の不足のため、基本的な小児科診療そのものが成り立たなくなりつつあります。

 子育て支援については、最近は理解が深まるようになりました。そのための施策もいろいろと打ち出されています(実効が伴うかどうかは分かりませんが)。でも、小児医療の体制づくりについてはどうでしょうか?

 子どもたちを大切にしたいと願っている小児科医が、実は自分自身の健康を害しながらやっと仕事をしているような状況が、日本中でおきています。どうすればいいのか、ぜひいっしょに考えてみていただけないでしょうか。

投稿者 tsukada : 21:17 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月06日

桜はつぼみです

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 今日は当地では学校の入学式が行われています。とても良いお天気になり、きっと気持ちも最高でしょうね。ピカピカの一年生! おめでとうございます☆

 写真は今朝の桜です。つぼみが少しずつふくらんでいますね。開花予想は9日となっていますが、どうでしょうか。このまま良いお天気が続けばいいのですが、寒くなるとまたつぼみが固くなってしまうかも。

 それでも来週にはお花見が楽しめますし、次の週末(15、16日)にはちょうど満開の桜を堪能することができそうです。本当に楽しみですね。

投稿者 tsukada : 16:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月05日

「院長ブログ」Yahoo!で2位!!

 「院長ブログ」で検索して、このHPが1位になるといいな、などというたわいのない夢をもっていることを先日から書いています。今朝Yahoo!で検索したら、何と2位に浮上。先日は4位でしたから、今回はさらに上に登ってきました。

 前回のときも上位3件は同じHPでしたので、実質上は2位だったのですが、なんとなく言い訳がましかったですね。それが検索結果として表示されると、やはり嬉しいものです。

 この検索結果では全部で895,000件がその対象だったとのこと。けっこう多くのHPがあるんですね。

 検索の結果はしょっちゅう変わっています。今日(あるいは今!)2位でも、明日には(あるいは次の瞬間には!)また下の方へ行ってしまうかも。そんな予感もあって、HPに早めに書いた次第です。朝からお騒がせしました。

投稿者 tsukada : 07:11 | コメント (1) | トラックバック

2006年04月04日

MRワクチン

 新しい年度(平成18年度)に入って4日目。いろいろなことが変わって、まだ不慣れなこともいくつかあります。

 予防接種の方法も一部が変更になりました。麻疹と風疹の予防接種が、新しく混合ワクチン(MRワクチン)になり、さらに2回接種することになりました。今月から開始ですが、当院では今日がこの新しいMRワクチンのデビューとなりました←パチパチ(*^_^*)

 これまでは別個に注射していたワクチンですが、混合ワクチンになったので、1回の注射ですみます。接種の年齢も大幅に変わり、これまでは1歳〜7歳半未満だったのですが、これからは1期=1歳、2期=小学校就学前1年間(いわゆる年長さん)に行います。これまでできていた2、3歳とかはすっぽり対象からはずれたので、先月は“かけこみ注射”がずいぶん多かったです。

 MRワクチンの2期は、当面は同じ混合ワクチンを用いて1期をすませている人だけが対象です。そのため、建前は「2回法」になったのですが、実際はしばらくはまだ「1回法」のまま。むしろ、予防接種を受けられる年齢がそうとう短期間に制限されてしまうという不合理も生じてしまいました。(厚生労働省はここ2年間の様子をみて、とくに問題がないことが確認されたら、単独の麻疹や風疹ワクチンを1回ずつ受けている子どもたちも、MR2期の対象にすると明言していますので、平成20年度からようやく「2回法」が実施される見通しです。)

 MRワクチンの導入にともなって、院内で使用している予防接種の説明書も新しく作りました。HPにはまだアップしていませんが、早急に作りますので、もう少しお待ち下さい。

 新年度から診療報酬という保険の会計方法が変わり、それだけでも大変な状況です。MRワクチンが今日からスタートして、こちらはきちんと用意してきた分、順調な滑り出しなので胸をなでおろしているところです。

投稿者 tsukada : 23:24 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月03日

二人と1匹

 我が家の話で恐縮です。末娘も高校を卒業し、先日上京していきました。これで子どもたちはみな家を出て、それぞれが別のところで暮らすようになりました。自宅には二人と犬1匹が残っているだけです。ちょっと寂しくなりました。

 昨日も出かけたとき、お菓子をつい3人分買ってしまいました。頼んだあとで「二人分でいいんだ・・」と気づいたくらいです。慣れるまでは、まだしばらくはかかりそうです。

 “子どもといっしょ”生活が長かったので、子ども中心の生活が身に付いていたのかもしれません。食事、テレビ、外出・・同居の子どもがいなくなったので、もう子どものことをとりあえず考える必要はありません。その分、自分は何をどうしたいのか、自分でもとまどうことがあります。

 「子どもたちのために」などを考えることが多かったためか、主体性がなくなっていたのかもしれませんね。これからは、もう少し自分自身の「声」に耳を傾けてみたいな、などとも思っています。

 もっとも私の場合は、仕事は全然変わっていません。子どもとの日常的な関わりがなくなっても、医院や保育室にやってくる多くの子どもたちとの関係は、そのまま続きます。生活の中心は仕事ですし、仕事人間であり続けるでしょうから、結局は大して変化するものはないのかもしれません。

 買い物が二人分ですむということが、“身体感覚”で分かるようになるのも、そう遅くはないでしょうね。

PS 「院長ブログ」での検索の件の続きです。Yahoo!では4位にこのHPがヒットしますが、上位3つは同じHPだということに今日気づきました。つまりこのHPは実質2位になっているのです! ちょっと興奮しました。次は1位になる日が来るでしょうか!?

投稿者 tsukada : 23:26 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月02日

観桜会へどうぞ

 昨日から始まった観桜会は、今日も雨で出足不調。午前中は曇り空だったので、愛犬と久しぶりの散歩にでかけました。1時間ほどお花見会場の中にいましたが、お花見客(咲いてはいないのだから、本当は何と呼べばいいのだろう?)は「片手以上、両手未満」でした。私の手には普通通りの指しか着いていませんので、限りなくゼロに近かったということ。

 ちなみに、3週間ほどの会期で100万人の人出を見越しているそうです。今日の半日では、その10万分の1しかいなかったことに。交通整理のアルバイトの方が多いぐらいでした。早くお天気が良くなってくれれば、花見はできなくても「お店見」はできるようになります。きっと大勢のお客さんでにぎわうことでしょう。「花より団子」ですからね。

 会場内の道路は、土日と満開時は通行禁止になります。朝10時から夜9時まで。私の家は、この閉鎖された道路を通らないとたどり着けません。町内の各家庭には「通行許可証」が配られ、それを自動車にはっておけば大丈夫。私もさっそく昨日からマイカーに貼っています。でも、昨日も今日も、夕方に通るときには交通規制はしていませんでした。素通りです。たしかにそうですよね、こんな日に交通止めにする意味はないのですから、臨機応変に対応したのでしょう。

 お花見の会期中はまだ使うので、「通行許可証」はそのまま自動車に貼ってあります。貼ったままで通勤して、買い物にも行って・・。自分では気にしていなかったのですが、駐車場に入れたとき、周囲の視線がちょっと気になります。見る目が違うみたい。どうやら観桜会の関係者と思われているのかもしれません。それも事務局とかではなく、お店を出している人たちの仲間だと!? 乗っている車も普通のセダンではないから仕方ないかも。でも、降りてくる人を見れば、それが誤解だと分かってくれるのでは・・ それとも、顔を見たからよけいにそう見られたのかな(-_-)

PS Yahoo!で「院長ブログ」を検索すると、私のブログが今は4位にヒットしてきます。Googleでは9位。これってすごいことですよね。何だか嬉しくなって、眠気が飛んでいきました。子どもみたいだって言われそうですね(^_^;)

投稿者 tsukada : 23:41 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月01日

新年度スタート

 今日から4月です。新年度の始まりはどんな一日でしたか?

 今日は土曜。午前の外来が終わった後は、ふだんできない自分の用をいくつかすませておこう・・などと思っていたのですが、そうは問屋がおろしませんでした(←古い言い方!)。近くの病院は新しい建物にお引っ越しということで休診。なぜか、他の小児科医院も休診していて、メチャ忙しかったです。

 診療報酬という会計のルールが今日から変わったということもあり、事務さんも遅くまで残っていましたし、院内の工事の打ち合わせもあったり・・。結局医院を出たのは3時くらい。田舎ではそんな時間にお昼を食べさせてくれるところも少なく、気づいたら“昼食難民”になっていました(食欲もなくなっていたということもありますが)。

 買い物にでかけると、振り袖姿のお嬢さん方がたくさんいました。そう、今日は当地では成人式が行われていたのです。1月は雪が多くて大変なので、4月の第一土曜にしています。昨日は吹雪でしたが、今日はとても良いお天気。わずか一日の違いですが、成人式が今日で本当に良かったですね。

 そして今日から当地の観桜会が始まりました。日本三大夜桜の一つと言われていますが、今日“咲いて”いるのはぼんぼりだけ。夜店もまだそろってはいませんし、お店を開けていても開店休業状態のようです(すぐ近くに住んでいるのですが、それらしいにぎやかな声は全然聞こえてきませんでしたから)。

 東京などでは今日はもう満開のようですね。きっとすてきな夜桜見物もできていることでしょう。新しい年度のスタートのお祝いにふさわしいですね。

投稿者 tsukada : 23:40 | コメント (0) | トラックバック