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2006年03月31日

ブログ1周年

 今日で3月が終わり。もう春になろうというのに、外は雪模様、冬に逆戻りしました。当地では明日から観桜会ですが、その前日にこんなに雪が降るのも、珍しいです。今年の冬は、まだしぶとく居座っているようですね。

 このコーナーは昨年3月からブログを使っています。以前は普通のHP作成ソフトを使って、HP更新によって「日誌」を作っていましたが、ブログという技術に出会い、進化しました。

 それまではブログはなじみにくく、なかなか取り入れられなかったのですが、そのハードルを越えた瞬間に、新しい境地が見えてきました。その使い安さは、抜群です。形を気にせず、文を書きさえすればHPに新しいページができあがります。写真などのアップも、すごく簡単です。こんなブログにはまる人たちが多いのも納得です。

 もちろん、それは形だけのこと。内容はやはり自分で作っていくことになります。私なりの視点で見えてくることを中心に、皆さんに役に立つこと、楽しんでもらえることなどを書き続けていますが、形がすっきりしていると、中身にも多少は良い影響があることでしょう。

 最初は「日誌」というタイトルをそのまま使っていましたが、途中からは「院長ブログ」に改称。その後は、ヤフーやグーグルなどの検索エンジンでも「院長ブログ」を検索すると、そうとう上位にヒットするようになってきました。“ブロガー”の一人として、とても嬉しいことです。(ちなみに、今日はヤフーで22位、グーグルでは9位でした。)

 昨年3月、ブログを使い始めておよそ300本の“日誌”を書いています。「ほぼ毎日」といううたい文句も、あながちウソにはなっていないですね。ただ単に書き散らかしたようなものも少なくないのですが、でもこれからも自分の足跡として、この院長ブログを続けていこうと思っています。

 これからもどうぞご愛顧をよろしくお願いします。

投稿者 tsukada : 23:11 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月30日

防犯カメラ設置

 数日前の温かな太陽はどこかに飛んでいってしまい、また雪が降る光景に逆戻り。昨日の夜は道路にも数センチの雪が積もっていました。

 まるでタンスの奥から“ナルニア国”に入り込んだよう・・←これはちょっとオーバーでしたね。そんなには雪はありません。今日の日中は芝生が少し白くなった程度です。(先日、映画『ナルニア国物語』を見たので、ただ書いてみただ。あまり深い意味はありません)

 数日すれば、また春らしいお天気になってくれるでしょう。そして、来週か再来週には桜の開花が待っています。その時が今から待ち遠しいですね。

 話は変わりますが、今週から当院は防犯カメラを設置し、運用を始めました。出入り口(3か所)のほか、医院駐車場、院内の主要なところにカメラがあり、常時モニターしています。たえず職員がその画面を見られるようにしてあるほか、その映像はすべて記録され、一定期間保存しておきます。

 目的は、「犯罪や事故・事件の防止」です。医院には不特定多数の方が出入りするので、トラブルがおきることも一応想定しておかなくてはいけないでしょう。小児科医院ですので、来院者は子どもや女性が大半をしめます。職員もほとんどが女性です。けっして人を信用しないわけではありませんが、残念ながら悪意をもって何かをたくらむ者がゼロだとはいえません。むしろ、一定の確率で存在すると考えておくべきです。トラブルが起きてからでは遅いので、あらかじめそれを予防する必要があります。その一つが「防犯カメラ」です。

 常時、人の出入りがモニターされ、記録されていることを周知することで、悪意のある者が入り込む余地が少なくなるでしょうし、トラブルを起こすことが、ゼロにはならないかもしれないけれど、その可能性は少なくなっていくことでしょう。

 万一、事件などが発生しても、記録されたモニター映像は、その解決のために大いに役に立つはずです。

 一方で、プライバシーに配慮する必要はとうぜんあります。そこで撮られた映像が他に流されたりすることがないよう、きちんと管理していきますし、一定の期間がすぎれば自動的に消去される仕組みになっています。

 防犯カメラ導入の直接のきっかけは、昨年秋におきた赤ちゃん誘拐事件です。病院の産婦人科病棟から、身代金目的で新生児が誘拐されましたが、幸い数日後に赤ちゃんは無事親御さんのもとに帰ってきました。事件を起こしたのは犯人ですが、病院の側も犯罪を防止するための方策が十分にはとられていなかったという問題も指摘されました。

 当院で同様の事件がおきるとは、とても考えにくいのですが、でも何がおきるか分からないのが今の世の中です。全ての人たちが良い人だと信じたいですが、残念ながらそんな「性善説」が通用しないのは、毎日のニュースを見ていれば明らかです。もちろん「性悪説」にたつわけではないですが、一定の“歯止め”は必要です。

 その一つの方策が、今回の「防犯カメラ」の設置になったというわけです。このシステムによって、来院されている子どもたち、保育室で預かっている子どもたちの安全がこれまで以上に確保されることになります。親御さんにとっても同じです。さらに、昨今は医療機関は強盗などの被害に遭うことも少なくないのですが、そんな事件から医院と従業員を守ってくれることにもなると思います。

 今後防犯カメラによって、より安全に、そしてより安心して塚田こども医院とわたぼうし病児保育室をご利用いただけるようになります。もちろん、この映像が使われないですむことを願っています。

投稿者 tsukada : 23:57 | コメント (2) | トラックバック

2006年03月28日

急降下中

 今日の日中はとても暖かく、20度を超えたいたとのこと。当地では公立保育園の卒園式があったので、とても良いお天気に恵まれて、良かったですね。

 でも、夕方からは雨。そして強風。気温がぐんぐんと下がっています。

 明日には雪になると天気予報は伝えています。今日のお天気は何だったのでしょう。初夏を思わせるお天気から、一転して冬にまで逆戻りになるなんて。

 いったん暖かいお天気に慣れた身には、寒さはきっとこたえることでしょうね。もう若くはないんですから、勘弁してほしいです(-_-)

投稿者 tsukada : 23:17 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月27日

診療報酬の改定

 今週は月末に加えて、年度末の仕事が山のようにたまっています・・院長室においてある仕事用のパソコンの前には、そのための書類が文字通り“山”になってしまって、いまだ収拾がついていない状態です。あと数日で無事新年度を迎えられるのか、自分でも自信がありません(きっと無事ではすまないだろうと思っています)。

 医療機関で“お金”の計算のもとになる「診療報酬」という仕組みが、新年度から変更されるのも、私の混乱のもとになっています。2年に1度改定されることになっていて、2年ごとの恒例行事になってしまっています。

 今回の改定では、基本的な仕組みのいくつかが変わったり、多くの点数(金額)が変更されます。単純な料金の変更だけであれば、医療事務用の専用コンピューターが自動的にやってくれるので、プログラムの変更をきちんとしておけば、さほど問題はありません(そのための費用はそうとうかかるのですが)。

 問題は仕組みの変更です。厚生労働省からの通知が2月下旬に公表されましたが、これが実に分かりづらい日本語。間違いのないように書かれているのでしょうが、私ですら理解するのがなかなか難しいというのが率直な感想です。それは、いかにも“頭のいい”お役人が書いたと作文のよう。霞ヶ関に住む人たちには、もっと分かりやすく日本語を書く練習をさせて下さい!

 分かりづらくしている要因に、制度の複雑さも大いに関係しています。「原則はこうだ」と書かれていても、実際の現場ではどの規則を、どのように適応すればいいか判断に苦しむことも少なくありません。科によって診療の内容が全く違いますし、さらに患者さんごとにずいぶんと違ってきます。大雑把なとらえ方しかできていないと、実際の診療上ではどうすればいいか分からず、そこでストップしてしまうことも生じかねません。

 具体的な運用例では、どちらの規則を使っていいのかあいまいだったり、規定が不十分だったりすることがよくあります。中には明らかな間違いもあります。そのために、厚生労働省は「この場合にはこうする」というような追加規定を出したり、質問に答える形で解釈を追加したり、ときには訂正することが恒例です。そんなことをしていると、改定が実施されても、それが落ち着くのに数か月かかってしまいます。しばらくは混乱しながらの会計業務になってしまうのです。

 そもそも現場のことを知らずにお役人が規則を作っていることに問題があります。今回の改定でも、ある団体の説明会の資料は数百ページもの雑誌にまとめられていました(改定部分だけで!)。その膨大な規定を無理矢理押しつけようとすることが問題なのです。改定のたびに、複雑さを増していきます。もっとシンプルで、分かりやすい制度にできないものか、いつも嘆いているのが、日本の医療従事者の素直な姿です。

 医療は霞ヶ関の会議室ではなく、現場で起きているのです!・・そんなふうに叫びたくなります。

投稿者 tsukada : 23:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月26日

春はもうすぐ

 桜の季節になりました。各地から、桜の便りも聞かれるようになっています。東京ではすでに開花し、まだ一分咲きなのに人出は“満開”だとか。

 当地も桜の名所。高田城跡公園は「日本三大夜桜」の一つだとか(誰が決めたのかは知りませんが)。4月9日が開花予想日。すでにつぼみが少しずつふくらみ始めました。

 公園には中に入り込めないくらいの雪がありましたが、ここ1週間ほどでぐんぐん解けてきました。歩道などは、もう普通に歩けるようになっています。

 観桜会は次の週末から始まります。気の早い業者さんは、もう屋台を作り始めていました。トントン・カンカンという音が、家の中にまで響いてくるようになりました。もう少ししたら、イカ焼きのにおいも入り込んできそうです(^_^;)

 先週から幼稚園や保育園の卒園式が続いています。来月になればすぐに入園式や入学式。“春”はもうすぐそこまでやってきていますね。

投稿者 tsukada : 21:18 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月25日

公園デビュー

 今日はとても良いお天気。家のベランダにつけていた雪囲いをはずしました。庭の雪も消え、ひさしぶりの開放感を感じています。

 愛犬も、冬の間はずっと“室内犬”になっていましたが、今日は今年初めてのお散歩にでかけました。コーギという犬はもともとは草原を走り回っているので、やはり外は大好きですね。どんどん先に行きたくて仕方のない様子。気持ちが落ち着くまでの間、コントロールするのが大変でした。

 以前にも書いていますが、我が家の愛犬は大の“犬嫌い”。人間には愛想をふりまき、喜んで抱かれようとするのに、他の犬には敵意をみせ、吠えますし、ときには襲いかかろうともします。社会性のない困った犬なのです。

 散歩のコースは高田公園の中。他にも犬の散歩をしている人も多く、よく出会います。いったいどうなるものか、心配でたまらず、犬のいそうもない時間帯に、他の犬に出くわさないようなコースを選んで散歩をすることもよくあります。

 久しぶりの今日の散歩は、犬に会わずにすんだのでよかったのですが、こんなことが続くと、私にとっては散歩がストレスになってしまいます。他の犬にも慣れて、すれ違うことくらいできるといいな、などと思っています。

 「公園デビュー」が大変なのは、世のママたちだけではありません。その気持ち、分かります。

投稿者 tsukada : 23:28 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月24日

Hのつく話

 WBCの試合を見ていて、王監督に久しぶりにあったような感じがしました。もちろんまだ現役の監督ですが、日本のプロ野球にはあまり関心がなく、ニュースなども熱心には見ていません。それにパ・リーグなので、注目度がもともと低いのだと思います。

 私が小さい頃は、王さんは現役バリバリの選手。「巨人、大鵬、卵焼き」なんて言葉があったくらいで、子どもたちなら誰でもが大好きな巨人軍で、3番バッターをしていました。これは誰でも知っていること。

 運動音痴で、野球嫌い(?)な私が王さんに肩入れするのは、彼の名字に関係があります。ローマ字表記で「王」は「Oh」と書いています。今回のWBCのユニフォームにも背中に大きく「OH」とありました。普通にローマ字にすると、「おう」は「Ou」とするか「O」の上に「^」をつけて伸ばすようにします。あるいは単に「O」ですませるか。

 私の「次郎」をローマ字にするとき、当時の中学校では(今でも?)「Jiro」とするものとされていました。でも、それでは「ジロ」であって「次郎」ではありません。「^」をつける方法もありますが、それでは英語では読んでくれませんし、「Jirou」もかっこわるいな・・。そんなふうにおもっていたところに、王選手の「Oh」を知りました。これだ!と感じて、私も「H」をくっつけて「Jiroh」と書くことにしました。

 30数年も前の中学生のときのことですが、英語の先生も最初は怪訝な顔をしていましたが、いつの間にか受け入れてくれるようになりました。(あるいは、私がごり押ししたのかもしれませんが)

 語尾に「h」をつけて長音にするのは、当時はまだ一般的ではなかったはずですが、最近はだんだん増えてきているようです。数年前に外務省もパスポートを作る際のローマ字表記に、この「h」を認めています。私が初めてパスポートを申請したときに、その数ヶ月前からそのような扱いになったとのことで、喜んで「h」をつけました。

 パスポートと違う表記だと外国では問題になるので、クレジットカードや銀行カードも、外国で使いそうなものはみんな「h」つきにしてあります。

 ということで、院長の「次郎」は「h」が付いているという話です。そして、そのルーツは王貞治選手にありました。

 「Hのつく話」、これでおしまい。お粗末様でした。

投稿者 tsukada : 18:08 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月22日

WBCといえば・・

 昨日の興奮はまだ冷めていないようです。今日もTVでは一日中、WBCで世界一になった王JAPANの活躍ぶりを報道していました。

 “WBC”といっても、少し前までは知らない人も多かったことでしょうね。多少知っていても、正しい名称を答えられる方はあまりおられなかったはずです。「ワールド・ベースボール・クラシック」がそれですが、私も「・・チャンピオン」と思っていたくらいですから。(今年始まったばかりなのに「クラシック」とは??)

 視聴率も、最高56%だったとか。これも準決勝戦をさらに上回り、驚異の数字です。本当に日本中が、テレビに釘付けになっていたんですね!(放映中に買い物に行く用があったのですが、休日なのにスーパーは確かにガラガラでした)

 ところで“WBC”というと、医療関係者はきっと他のものを思う浮かべると思います。「ホワイト・ブラッド・セル(white blood cell)」の略。つまり白血球です。毎日のように検査をしたり、その数字を見て患者さんの容態を調べたりしているので、ずっと馴染みがあります。

 野球の試合中なのに、テレビの画面を見たり、アナウンサーの話の途中に“違和感”を感じていたのですが、どうもこの“WBC”という略号が、その原因のようです。

 でも、これからしばらくは、患者さんの検査データを見るたびに、野球のことや、イチロー選手、王監督などの顔を思い出すことになりそうですよ(*^_^*)

投稿者 tsukada : 23:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月21日

日本の野球が世界一に!

 すごい!! とうとうやりました。WBCで日本が世界一に輝きました。

 これまでの対戦成績からは実力が何枚も上かと思われるキューバを相手に、すばらしい戦いを成し遂げました。決勝に至るまでに、あわや敗退かという時もありましたが、とうとう世界の頂点に上り詰めたことは、本当にすごいことだと思います。

 日本の野球の実力が、世界のトップクラスということを示したことも大きかったです。日本は、とかくアメリカを模範として、追いつこうとしてきましたが、少なくとも今回の大会では、そのアメリカを上回りました。いろんな偶然の要素もあるでしょうが、でも「初代世界チャンピオン」になったことは、まぎれもない事実です。

 日本もやるものです。こんな素晴らしい若い選手がしっかり育っていたことを、誇りに思います。日本人も自信をもっていいんだって、私たちに教えてくれたことだけでも、とても大きな意味があったと思います。

 それに、野球ってこんなに面白いものだということも、教えてもらいました。私の息子が大の野球好き。幼年野球から始まって、大学生になってもずっとバットを振り続けていました。ようやく彼の気持ちが少し分かったような気がします。あんまり応援することのない親でしたが、きっと寂しく思っていたことでしょう・・。すまないことをしていたんだと思います。これからは少しは見方を変えることにします。

 今日は日中ずっとテレビ観戦でした。準決勝の韓国戦とは違って、長い試合でした。時間が長いだけではなく、神経も使って、見ていて疲れてくるのも感じました。でも、結果が出て、それをすべて帳消しになりました。

 今日は春分の日でしたが、期せずしてWBCのための休日でした。そして、日本人にとっては最高の祝日になりました。今夜はその余韻に浸っていたいと思います。(休み明けの明日の診療が心配ですが・・)

投稿者 tsukada : 20:47 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月20日

飛び石連休のお楽しみ

 今日は飛び石連休の真ん中、外来はとても混み合いました。今月はインフルエンザの流行は下火なのに、風邪引きさんなどが増えたようで、休み明けの月曜は患者さんが多かったのですが、それを上回っていました。先週から卒業式・卒園式が続いていますので、早く体調を整えておきたいということもあるのかもしれませんね。

 昨日は私もTVで野球観戦をしました。「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」日本対韓国戦です。僅差で準決勝進出が決まり、韓国とは3度目の対戦。日曜のお昼間ということもあって、野球中継を見た方もとても多かったですね。視聴率は50%以上で、紅白歌合戦を超えたのだとか。国民の半分以上は見たということになるのですから、すごいことです。

 日本中で6,000万人ほど・・乳幼児、入院中の人、勤務中の人、旅行中の人など、もともとTVを見ることのできない人たちをのぞけば、ほとんどの国民が見たと言ってもいいくらいなのかもしれませんね。たしかに、“野球嫌い”の私ですら見たのですから(^_-)

 試合は見ていて小気味良かったです。前半はなかなか点が入らなかったのですが、投球のテンポも速く、イニングもすぐに進んでいきました。下手は小細工はせず、実力をぶつけ合っていたような感じです。

 結果はご承知のように6-0と快勝。これまで連敗していたのがウソのようです。そして、これで決勝進出が決定!

 キューバとの決勝戦は、明日の昼。またもや祝日に重なりました。飛び石連休がすっぽりはまっています。これは偶然なのでしょうが、日本人にとっては最高のシチュエーションです。

 明日はきっと私もTVの前に陣取っていることでしょう。ぜひ“いい試合”を見せてほしいですね。 

投稿者 tsukada : 23:51 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月18日

“オヤジHP”改造作戦

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 このHPの新しいキャラクターです。どうぞよろしく!

 “ちょこまい”さんに描いていただいたオリジナルイラストです。男の子と女の子はとてもかわいいですね。お医者さんは私をイメージして書いてくれたのだと思うのですが、なかなかいい男で、私に似ていますよね(^_-) さっそくHP内で使わせてもらいました。

 “ちょこまい”さんとの出会いは偶然でした。彼女の方から私に、ぜひイラストを使ってほしいという内容のメールが届きました。彼女のHP(http://www.hey.ne.jp/~chokomai/)もあり、とてもかわいいキャラクターたちが描かれていたので、二つ返事でお願いしたところ、さっそくいただいたのがこのイラストだったというわけです。

 私のHPは、イラストがあまりなく、おしゃれっけもありませんでした。文字が多く、とくに若い方には敬遠してしまいそうな作り方なのでしょう。今回のイラストが、そんな“オヤジ”の作っているHPに色をそえ、楽しく見てもらえるようなHPにしていければいいなと思っています。題して・・オヤジ風HP改造作戦です!

 実は“ちょこまい”さんのことはよく存じ上げてはいないのですが、でもネット上ではそんな出会いもありなのでしょう。若い方からもHPに温かい思いを寄せていただいていることを知り、とても嬉しい気持ちでいます。

 “ちょこまい”さん、ありがとうございました! これからも味気ない“オヤジHP”の救済をよろしくお願いしますm(_ _)m

投稿者 tsukada : 13:20 | コメント (1) | トラックバック

2006年03月17日

旅立ちのとき

 今日は末娘の高校の卒業式。開業医の悲しいところで、休診にはできず、私は出席することはできませんでしたが、あとで話を聞いて、想像をふくらませようと思います。

 3人子どもがいますが、これでみんな親元を離れていきます。ちょっと寂しい面もありますが、それぞれが自立に向かって旅だっていくわけで、嬉しいことだと考えています。もっとも、しばらくはまだスネかじりですので、「経済的関係」はつながっていますが。

 高校PTAの新聞に、子どもたちに向かってのはなむけの言葉を書きましたので、ご紹介します。どうぞお読み下さい。

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  旅立ちのとき

 高校時代は、人生の大切な一ページです。それは思春期のまっただなか。子どもから大人へ成長し、変化していく大きな流れです。
 時には蛇行があり、障害物があり、涸れそうになることもあったに違いありません。その時々で方向を調整したり、スピードを変えたりしながら、前に進むことを学んできたことでしょう。そんな中から人生を歩んでいく力も、しっかり育ってきたと思います。
 これまではいつも先生方、友達、そして家族に守られてきました。これからは一人の人間として、自分一人で歩んで行かなくてはいけない場面が多くなるでしょう。「自立」への大きな一歩を踏み出していきます。
 長い人生の中で辛いこと、大変なこともきっとあることでしょう。そんな時でも、自分に自信をもって進んでいって下さい。
 どんなときでも自分を否定してはいけません。うまくできないことがあっても、そこからまたやり直せばいいのですから。
 世界の中でたった一人の、かけがえのない自分を大切にして生きていってほしいと願っています。
 卒業は新たな出発(たびだち)の時です。輝かしい未来を信じて、羽ばたいていって下さい。
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投稿者 tsukada : 18:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月16日

お天気が落ち着きません

 春先の移ろいやすい天候を「三寒四温」と言うようですが、このところのお天気は「二寒二温」くらい。大雪になったかと思ったら春先というより初夏のような太陽のでる好天気になり、今日はまた午後から雨。明日の朝から午前中にかけてはそうとう大雨のようです。

 まるで“ジェットコースター”のようにめまぐるしくお天気が変わります。長続きしないのも特徴で、2日おきくらいには変わっていきます。老体にはなかなかついて行けません・・

 今週は高校の卒業式が多いようです。来週は小中学校の卒業式や幼稚園の卒園式、そして再来週は保育園の卒園式といったぐあいに、卒業式(卒園式)が続きます。お天気が良いと、心が晴れ晴れとしますが、このところのお天気はちょっと・・

 インフルエンザが下火になっているのは幸いです。でも、胃腸炎や溶連菌感染症はまだそうとう多く出ています。体調にも気をつけて、晴れの舞台に臨んで下さい。

投稿者 tsukada : 22:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月15日

看護学生

 先日見学に来られた看護学生さんの話です。それぞれの出身地をお聞きしたら、お一人が私の以前勤務していた病院にわりと近いところでした。

 私は平成2年(1990年)に開業するまでは、新潟県立坂町病院というところで7年ほど小児科の勤務医をしていました。新潟県の北の方にあります(新潟市からさらに山形県に向かって40キロほど行ったところ。JRでは羽越本線と米坂線の合流地点)。この一体では小児科のある病院が一つしかなく、開業小児科もいなかったので、広い範囲から多くの子どもたちが来てくれていました。

 彼女は二十歳。そうすると4歳くらいまでは、私が近くで勤務していたことになります。本人の記憶はまだないはずですか、念のために聞いてみたところ、「小さいときに坂町病院に入院したことがある」とのこと。それが4歳までであれば、私が主治医をしていたはずです(私一人しか小児科医はいませんでしたから)。

 私自身にも記憶はありませんが、当時まだ小さかった子どもが、看護学生となって医療の道を志すまで大きく成長してくれたことに、感慨深いものがあります。

 だんだん歳をとってきましたが、こんなことがあると素直に嬉しいですね。長生きはするものです(^_-)

投稿者 tsukada : 23:01 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月14日

“小次郎”

 看護学生さんが3人、見学に来られました。昨日のことです。

 市内に看護大学があり、数年前から臨床小児科学の一部を私が講義しています。呼吸器疾患やアレルギー疾患などの病気についての話をするほかに、子育て支援や当院で行っている病児保育についてもできるだけお話するようにしています。そんな中から小児科や病児保育に興味を持たれる学生さんがでてきたというのは、とても嬉しいことです。

 今は2年生(4月からは3年生)の看護学生さんたちなので、まずは保育室で見学をしてもらいました。“病児保育”ってどんなことをするのか、実感してもらえたのではないかと思います。ちょうど二十歳くらいの彼女たちなので、まだ子どもたちと接することにも慣れてもらったほうがいいかな、という思いもありました。

 “My baby”という、保育実習用の赤ちゃん人形にも触れてもらいました。これはミルクを飲ませたり、おむつをかえたり、あやしたり、寝かしたりという一連の育児を実習できるという優れもの。アメリカ生まれの人形で、NASAの技術者が作ったのだとか。

 本当の赤ちゃんで実習するわけにはいかなので、こんな人形で疑似体験できるようなら、それも貴重な経験になります。そんな中から子育てに関わるお母さん方の苦労なども分かってくれるかもしれませんね。

 以前実習に来られた看護学生さんには、自宅でもかまってもらうように持たせました。でも、不評だったようです。夜も大きな声で泣くので、アパートの大家さんがかけつけたのだとか。若いお嬢さんのお部屋から、ある日急に赤ちゃんの泣き声がしてきたら、そりゃあ心配するでしょうね。

 この人形、職員がニックネームをつけました。「小次郎(こじろう)」だそうです。目鼻立ちもハッキリしていて、とても私には似ていませんが・・

PS 1体10万円ほどの人形です。普段はそれほど使っていないので、お近くの学校などに貸し出すこともできます。もし養護の先生などで、実習に使いたい方がおられましたら、どうぞご連絡下さい。

投稿者 tsukada : 16:59 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月13日

冬に逆もどり

20060313

 今朝目を覚ましてビックリ、景色が一変していました。真冬に逆戻りです。昨夜から20センチ以上は雪が降ったのでしょう。

 厳しいお天気で、また風邪やインフルエンザの流行がぶり返してこなければいいのですが・・

 休み明けの月曜日、大変な一日になりそうです。

投稿者 tsukada : 06:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月12日

朝から雪です

 今日は一日休日診療所で過ごしています(←現在進行形!)。朝起きたときは雨でしたが、出かけるころになって雪になりました。今夜はまとまった雪になるのだとか。

 3月に入って暖かい日が多くなりました。日によっては初夏のような日差しも。そんなお天気に慣れたので、冬に逆戻りというのは、きついですね。ほどほどにやんでほしいです。

 午前中の休日診療所はとても混んでいました。インフルエンザのお子さんもわりといましたし、溶連菌感染症、ウイルス性胃腸炎、そして普通感冒なども多かったです。患者さんの様子も、まだ冬が続いているようです。

 日曜の出番は、やはりストレスがたまるので、空き時間があれば本を読んだりして、普段できないことをいようといろいろと持ち込みます。今回はノートパソコンも持ってきました。通信環境も整えたので、ネットもできます。これって、うれしいです。

 ということで、さっそくHPに院長ブログを書き込んでいます。私的にはストレス解消なのですが、そんなことをしてる時間があればゆっくり休んだらどう?って声も聞こえてきそうです。

投稿者 tsukada : 12:16 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月11日

冬の忘れ物

 今日はとても暖かい一日でした。雪もどんどん溶けています。もうすぐ春なんですね。

 春はやっかいなものも連れてきます。花粉症です。今年のスギ花粉の飛散量は平年以下とのこと。昨年春がとても多かったので、それに比べると何分の一かもしれません。花粉症の方にとっては、朗報ですね。でも、花粉が飛ばないわけではないので、用心は必要です。すでに症状が出始めています。準備は大丈夫ですか?

 雪が解けてくれるのはもちろん良いことですが、そうではない面もあります。街の汚れが目立つようになります。雪で隠されていたゴミのようなものが、あちこちに目立つのです。気になりますね。家や医院の周りはできるだけきれいにしておこうと思っていますが、みんながそんな気持ちでいるわけでもないようです。

 数日前に卒業式が行われたある専門学校のこと。その前の道は昨秋の落ち葉がそのままになっています。冬の間は掃除をしなくてもすんだわけですが、雪解けによってまた顔を出してきました。あまりきれいな物ではありませんね。それに、晴れやかな行事をしようという時に、周囲の清掃はしないものなのでしょうか。「美意識」が、分かりません。

 明日は休日診療所の当番日にあたっています。日曜出勤ですので、今日は早めに休みことにしましょう。

投稿者 tsukada : 23:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月10日

これから“春”です

 今日は公立高校の入試合格発表の日。受験生がいちばんドキドキハラハラした日だったことでしょう。それとも、それ以上に親御さんが大変だったかな。

 合格された方々、おめでとうございます。“春”がやってきましたね! 私の周りでもうれしいニュースをたくさん耳にしました。

 残念ながら不合格だった方はきっとショックだったことでしょう。でも、あなたの人生や人格を否定されたわけではありません。自分には価値がない、なんて考えないでね。辛いとは思いますが、また立ち上がって、歩き始めて下さい。

 雪国も長かった冬ももう終わろうとしています(来週にはまた雪の予報ですが)。春はそこまでやってきているんですね。

投稿者 tsukada : 23:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月09日

耳の聞こえは大丈夫かな?

 先日、小児科医の勉強会で耳鼻科医の話を聞く機会がありました。小児科と耳鼻科は多少似通ったところがあります。小児科でも耳や鼻のことをある程度みますし、耳鼻科の外来は子どもの患者がそうとう多く通っています。お互いの専門性をいかしながら、子どもたちのために協力して診療を行っています(とっても小児科は基本的には「何でも屋」で、子どものことはとりあえず何でも診ますが)。

 今回のテーマは「耳の聞こえ」でした。普通に生まれた赤ちゃんの中で、ある確率で聴力に問題のある子がいます。遺伝的なこともあり、どうしてもゼロにはできないのですが、それを早く見つけてトレーニングすることで(「療育」と言っています)、普通の生活を送ることが可能になっていきます。

 とくに問題になるのが言葉の発達です。乳児期から始まって、子どもたちは耳で言葉を聞きながら、少しずつ学んでいきます。その“入り口”である耳の聞こえが悪いと、言葉を覚え、自分から話すことができなくなってしまいます。もしも聴力障害があったとしたら、できれば1歳までに療育を始めると、わりと言葉を獲得できるようになるのだそうです。それが2歳くらいになると、なかなかうまくいかなくなることもあるのだとか。

 近年は産科の先生方もこの問題に熱心になっているので、生まれたから退院するまでの間に聴力検査をして下さるところが多くなってきました。しかし、当地(新潟県上越市)では全ての産科で行っているわけではなく、赤ちゃんの20%ほどしかこの検査を受けていないのだとか。そうすると、あとは乳幼児健診の際に積極的に関わっていかないと、どうしても漏れてしまう患者さんがでてしまうという指摘です。

 そうなるとあとは小児科医の出番。健診のときに、親御さんを通じて赤ちゃんの耳の聞こえについて、問題がないかどうかを調べ、スクリーニングしていく必要があります。そのためのチェック項目も、しっかりしたものが作られています。

 当院では毎週木曜のお昼に、乳幼児健診を行っています。当地のシステムでは、生後3か月を集団で、6か月と9か月の赤ちゃんを個別で健診しています。当院で行っているのはこの6か月と9か月の赤ちゃんになります。さっそく今日からそれぞれの月齢にあわせたチェックリストを使い、耳の聞こえについてもこれまで以上に注意を払ってみました。

 このチェックリストはとても良くできていて、親御さんもお子さんの耳の聞こえについて、ある程度の推測をすることができます。HP内にアップしてみましたので、ぜひ試してみて下さい。【→「ヘルスレター」のコーナー内の「702 耳の聞こえ」をご覧下さい】

投稿者 tsukada : 23:21 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月08日

高校入試

 今日は当地(新潟県)では、公立高校の入学試験が行われています。我が家の子どもたちも以前に通った関門です。さぞ緊張して取り組んでいることだと思いますが、ベストを尽くして下さい。

 私自身の高校入試は、もう30数年前になりました。それでも当時の様子をよく覚えています。やはり大きな出来事だったんですね。

 私はその少し前から風邪気味で、咳が続いていました。中学の卒業式では、前日の予行演習を休んでいたので、登壇の仕方は卒業証書のもらい方などが分からず、前の人のマネをしていましたが、ぎこちない姿に映ったことでしょうね。式の途中で担任が私を退出させました。保健室で温まっていたのですが、咳き込むのがうるさくて式のじゃまになったのでしょうね。

 入試の本番でも咳が出ていました。試験の監督官から何度か「大丈夫か?」と声をかけられた記憶があります。試験の妨害になっていたのでしょう。もしかしたら、それで他の人が十分な成績を出せず、私がうかってしまった・・なんてことだったのかもしれません。ご迷惑をかけた方がおられましたら、ごめんなさい。(今さら謝られても仕方ないでしょうが)

 入試は“水物”、何がおきるか分かりません。試験はいつもイヤなものですが、でもそれを乗り越えていって下さい。結果は努力の程度に応じてついてくるものです(ある程度・・)。みんながもてる力のすべてを発揮できることを祈っています。

投稿者 tsukada : 12:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月07日

出血騒ぎ

 先日のこと、我が家の愛犬の爪を切りました。小さいことは嫌がっていたのですが、最近は“大人”になったのか、わりといい子にしてくれるようになりました。

 でも、人間の方が慣れなくて、つい切りすぎてしまいました。爪の途中までは血管があるのですが、その部分まで切ってしまったので出血して、大騒ぎをしました。

 といっても本人(本犬)はどこ吹く風とばかりに、血をあちこちにつけながら平気で歩いています。平気でないのは人間の方。家の中を汚されては大変だという意味もないわけではないですが、そんなに“深爪”(?)させてしまって申し訳ないという気持ちです。

 犬をだっこして、その爪をしばらく押さえているのですが、なかなか止まりません。止血できたと思っても、また出血が始まります。最後は人間用の傷を押さえるテープを使って、さらにしっかりと圧迫止血しました(私が自分の指のひび割れに使うために持っていた物です)。もしそれで止まらなければ、医院に行って専用の止血剤を持ってこなくては・・などと思ってもみたものです。

 幸いテープの効果があったようで、出血騒ぎはおさまりました。こんなことぐらいでバタバタしていたのですから、当の犬は何て思っていたでしょうね。

 もっとも、普段は放っておかれることが多い日曜の昼間に、“ご主人”に1時間ほどもだっこされ、なでられていたのですから、それはそれで満足していたことでしょうね。「怪我の功名」とは、このことかも(^_^;)

投稿者 tsukada : 23:26 | コメント (1) | トラックバック

2006年03月06日

春一番は花粉症到来のサイン

 今日は新潟では雨の一日でしたが、関東などでは“春一番”が吹いたとか。いよいよ春がそこまでやってきているんですね。でも・・杉花粉も一緒に飛んできています。花粉症の方にとっては、歓迎されない季節なのかもしれません。

 日本人で花粉症は2割ほどもいるという推測があります。そうすると2,000万人以上にもなるわけで、ものすごい数です。症状の程度はさまざまですので、その人たちがみな治療を必要としているわけではないでしょう。でも、逆に治療を受ける人は少なく見込んでも数百万人はいることになりそうです。

 小児科は、以前はそれほど花粉症に関係ありませんでした。小学校の高学年くらいからときどき見かけるくらいで、来補的には大人の病気とされていましたので。でも、最近はどんどん低年齢化しています。保育園や幼稚園の子どもたちでももう珍しくありません。2、3歳くらいでもそれらしい子どもがもういるくらいです。「低年齢化」の傾向は花粉症にも現れているようです。

 十数年前、花粉の調査をしてたことがあります。毎日どれくらい、どんな花粉が飛んでくるかと調べるのです。数年間続けましたが、毎日のこととなると、けっこう大変な作業でした。ワセリンを塗ったプレパラート(ガラス版)を24時間屋外に置いておき、染色したあと顕微鏡で花粉を見ます。

 見慣れると花粉の種類も容易に分かるようになり、それなりに面白かったです。1センチ四方の中に何個の花粉が着いているかを調べるのですが、カチャカチャと計数機(車掌さんが乗客数を数えるのに使っていた物です)で一つひとつカウントしていきます。数個、数十個くらいならいいのですが、多いには数百の単位で花粉が着いています。それを性格に数えるのはけっこう大変。

 そして、その数を調べても、「いつから花粉の飛散が始まったか」「どんな日が多いか(少ないか)」といったことが分かるだけで、治療に直結するわけではありません。また、データを全国で共有化したりして活かすこともできませんでした。ある意味で“自己満足”で終わってしまう仕事でした。だんだんと診療が忙しくなってきたりして、花粉調査から遠ざかってしまいました。

 そして気づいたのです、私の周りには「人間センサー」がいるということを。周囲にも花粉症の人が少なくありません。何しろ「石を投げれば花粉症患者に当たる」くらいに多いのですから。家族にも職員にもいますので、花粉の飛散が始まるといっせいにクシュンとしはじめます。だから「直感的に」分かるのです。

 当地でもそろそろ怪しくなってきました。花粉症の方、早めに予防薬を使用し始めるなど、どうぞご準備をお願いします。

投稿者 tsukada : 23:37 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月05日

雪解け

 このところお天気がジェットコースターのように変わります。2日前にはけっこう雪が降ったのに、今日はまた好天気。暖かくて気持ちの良い日曜日でした。

 家の周りの雪もずいぶんと溶けてきました。前の方(東側)はほとんど消え、土や芝生が見えてきました。ここ数か月、お日様にあたることなく、重い雪の下にいたんだと思うと、いとおしくなります。よく耐えていましたね。

 家の奥の方(西側)はまだ1メートル以上積もっています。降った雪の他に雪下ろしの雪も加わっているので、よけいボリュームがあります。日の当たり方も少ないので、なかなか溶けてきません。

 今日は庭の真ん中に溝を掘りました。歩いてわたれるようにしたのですが、こうすることで雪山の表面積が大きくなり、雪の中心部にも風が抜けていくようになるので、きっと早く溶けてくれることでしょう。桜も咲く頃までには、庭が見えるようになるかな。

 上を見上げると、屋根にはもう雪はなく、黒々としています。労力をかけて(プロに頼んだのでお金もかけて)雪を下ろしたのが、何だかもったいなかったような気にもなりました。ちょっとケチくさいかな。

 屋根を暖めているだけではもったいないので、もう一度地上の雪をあげれば、すぐに溶けるでしょうね。でも、そんなことをしている人をみたことがありません。わざわざ労力(とお金)をかけるまでもなく、時期がくれば雪は溶けてくれます。

 でも、雪が溶けずにそのまま夏までもってくれれば、また利用価値はありそうです。暑い季節のクーラーに使えるかもしれませんし、食品などの貯蔵にももってこいかも。昔はほんとうに「雪蔵(ゆきぐら)」があって、夏に利用したという話を聞いたことがあります(お金持ちの家だけでしょうが)。現在はさらに有効に利用しようと、いろんな工夫や努力をしているとか。

 豪雪地帯の新潟が、雪に負けないように、むしろ雪を活かせるようにする・・。以前は「克雪」と言っていましたが、今はさらに進んで「利雪」と言っているのだそうです。人間と自然との知恵比べなんですね。

投稿者 tsukada : 22:34 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月03日

ひな祭り

20060303.jpg

 昨日は桜の開花の話を書いたのに、今日は雪が積もる朝を迎えていました。またもや冬に逆戻り。まだ春は遠いんですね。

 今日はおひな様。女の子の節句をお祝いされたでしょうか。我が家にも二人の娘がおりますが、もうみんなそれなりに大きいので、とくに飾り付けることも、お祝い事をすることもなくなりました。

 もう少ししたら子どもたちはみんな親元を離れていきます。そしてあとには枯れたような親が残るだけ・・? だんだんと彩りもなくなっていきますね。孫の姿でも見るようになればまた変わるのかもしれませんが、それはそれで大変そう。これからいったいどうなっていくのかな?

 そんなふうに考えると、自分の人生の見通してもそんなにはっきりとはしていないことに気づかされます、ちょうど今朝の雪のように。

投稿者 tsukada : 23:09 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月02日

桜の開花予想

 この冬はこんなにすごい大雪だったのに、春はちゃんとやってくるようです。気象庁(あてにならない代名詞になってしまいましたが)が、当地では4月9日に桜が開花するだろうと発表したそうです。

 平年が10日ですから、ほとんど同じかやや早め。3月にはそれほど寒い日が多くなく、順調に気温が上昇していくという予報です。

 雪は当地でもずいぶんと消えてきました。道路の脇に高く積まれた雪山は、いつの間にか溶けています。隠されていた歩道も、また歩けるようになりました。駐車場、田畑などの端にはまだ雪の山が残っていますが、それもだんだんと小さくなってきています。

 盛大な観桜会が行われる高田城跡公園は、今でもまだ1メートルほどの雪がありますが、それでも少しずつ消えかけてきました。ブルトーザーや除雪車が入って、雪が消えやすいようにしています。

 雪は大きな固まりのままでは消えにくいもの。それを広げたり、溝をほったりすると、表面積が大きくなり、外気に触れて溶けやすくなります。

 大昔(私が子どものころ)、スコップをもって登校したことを覚えています。3月中旬に行われる卒業式の前に校庭の雪を溶かそうということで、全校生徒でグランドの雪堀りもしたものです。雪に覆われているのが当たり前の頃でした。そのころに比べれば、最近はずっと少雪でした。

 でも、久々の冬らしい冬も、もう少しで終わりです。やっぱり春がいいな〜!!

投稿者 tsukada : 23:46 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月01日

“まぐまぐ”メルマガ

 3月になりました。学年の最後の月にもあたり、卒園式・卒業式など、いろいろな行事もあることでしょう。今月も何かと忙しくなりそうですね。

 今月の「こども通信」をHP内にアップしてありますので、どうぞお読み下さい。一昨年からシリーズで書いている「子どもの救急」は14回になりました。今回は「皮膚のトラブル」。発疹(ほっしん)・湿疹などに対して、どのように対処したらよいか、お話をしています。

 この「こども通信」をメルマガとして送信しています。これまでは私が希望の方のアドレスを管理し、直接送信をしていました。約1,100名ほどおられます。でも、アドレスの変更などのため送信できず返ってくるものも毎回相当数おられます。新たな希望や不要になった方からの連絡もあり、それに対応するのはそろそろ限界かな?って思えるようになってきました。

 そこで今回からは「まぐまぐ」というメルマガ送信サービスも使ってみました。先月の途中からHP上でご案内をしていますが、新しく送信を希望される方はこちらを使ってもらっています。(以前からの方は、引き続き同じ方法で送信します。)

 新しいサービスを使ってみてどれくらい希望者がおられたか、心配していたのですが、60数名の方が新しく加わりました。もしかしたらゼロに近いかも・・と心配していたので、順調な滑り出しです。ホッとしました。

 これまでは毎月1回「こども通信」だけを送信していたのですが、その時々のホットな話題なども取り上げて「臨時発行」もしていければいいな、などとも考えています。きちんとした形をつくるとそれを維持するのがまた大変なので、どんなふうにすればいいか、思案中ですが、もしかしたらそんな“追加メニュー”もできてくるかもしれません。それもお楽しみに。

投稿者 tsukada : 23:39 | コメント (0) | トラックバック