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2006年01月01日

謹賀新年

 新年明けまして、おめでとうございます。今年が子どもたちにとって、より良い一年になることを切に願っています。

 年末に大雪になっていた新潟も、快晴の元旦になりました。これだけ晴れるのも珍しいですね。“悲惨なお正月”も覚悟していましたが、逆にともて気持ちの良い新年を迎えることができました。これも日頃の行いが良いため??

 今年は2006年(平成18年)、戌年。いろんなことが起きそうです。個人的には3人の子どもたちがそれぞれ「試験」があり、胃の痛くなる冬を過ごしています。サクラは見事に咲いてくれるでしょうか。医院にとっては、これまで以上に診療内容を充実させたいと考え、昨年からいくつかのプランを温めています。それを実行に移せるよう努力していきます。

 当院が子育て支援としてとりくんでいる病児保育ですが、付属の「わたぼうし病児保育室」が開設からこの6月で5周年を迎えます。昨年秋には設置基準、人的配置、運営方法などで県から公的な“お墨付き”をもらいました(認可外保育施設となり、保育料に対する消費税は非課税になりました)。現在は公的な補助をいただけない中で運営していますが、できれだけ早く市から助成していただけるように、さらに働きかけをしていきたいと思っています。そうなった時には、さらなる保育体制の充実を図っていくことができます。

 昨年から始まった「上越子育てフォーラム」は、今年7月に第2回の開催を予定しています。今年もとても良いお話を聴くことができるでしょう。すでに講師の先生のお一人は決まっています。今からもう楽しみです。

 小児救急のことも、大きな社会問題になっています。時間外の診療のすべてを行うことは、一開業医のは無理なことですが、でも何かしらのお役には立ちたいと思っています。年末より新潟県でも電話による小児救急の相談事業が始まりました。日曜、祝日などの夜7時〜10時に担当の看護師が親御さんからかかってきた電話に応じます。小児科医も一緒に関係するのですが、直接親御さんと話すことはなく、看護師が必要な時に小児科医にアドバイスを求めることができるようになっています。県内の小児科医がこの事業に協力していますが、私のその一人です(2月に初めての当番が回ってきます)。

 今年もきっと波瀾万丈、「想定外の」こともいっぱいおきるに違いありません。「子どもたちのために」を合い言葉に、精一杯がんばっていきたいと思っています。もちろん、このHPもさらに充実させていきます。ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いします。

投稿者 tsukada : 2006年01月01日 23:57

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