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2006年01月31日

嬉しいものです

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 ラブレターをもらっちゃいました。かわいい女の子が、ちょっと照れながら手渡しで。それをもらう私はもっと照れていましたが。小児科医はこれだからやめられませんね(^o^)

 こんなことがあるのも、子どもたちが相手の仕事だからです。小児科医という仕事と、子どもたちに感謝しています。

 具合の悪い子どもたちのために仕事をしているのに、逆に子どもたちから元気と明るさをもらっています。嬉しいですね。

投稿者 tsukada : 19:11 | コメント (0) | トラックバック

日本ブログ大賞エントリー中!

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日本ブログ大賞2006にエントリーしています。ぜひご推薦とご投票をお願いします。(ライフ部門の18位前後にいます)

投稿者 tsukada : 09:05 | コメント (1) | トラックバック

2006年01月30日

目標達成度

 もうすぐ1月も終わろうとしています。大雪で大変な1か月でした。先週からはインフルエンザの流行も本格化しています。ウイルス性胃腸炎もまだまだ多く、小児科外来はどんどんにぎやかになっています。

 冬の季節は小児科が頑張らなくちゃいけない時です。風邪など引いていられません。患者さんたち以上に健康管理に気をつけて、この時期を乗り切ろうと思っています(なんて言っちゃって、人には言うくせに自分はいい加減で、ちっともできていないのですが)。

 今月の途中でたてた目標(?)の達成度合いをみてみます。まずは「日本ブログ大賞」エントリー(ライフのコーナー)。推薦の数による順位は今日は18位です。最初は250位くらいからのスタートですので、そうとう上位に来たことになります。このページを見ると20位単位で表示されます。そのトップのページに出てくるので、嬉しいです。まだ投票がお済みでない方、ぜひ推薦文とともに投票を!

 続いて「院長ブログ」としての知名度アップ作戦! ヤフーでの検索は・・なぜか38位と順位を下げてしまいました。まだまだなじみがないようで、努力不足でしょうか(といっても何をどうすればいいか分かりませんが)。でも、グーグル検索では何と5位になっています! これはすごい。個人的にはスッキリしてスマートなグーグルの方を気に入っているのですが、これでますます好きになってきましたよ(^^) もっとも、そう書くとヤフーがヘソを曲げてもっと順位を落としそうでこわいですが・・

 ということで、まだまだこの「院長ブログ」は続きます。これからもどうぞよろしく!!

投稿者 tsukada : 22:42 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月29日

ガス漏れ?

 先日のこと、自宅のガスメーターが「ガス漏れ」の警報を出していました。これはやばい! でも実際はあわてることはありませんでした。以前よりたびたび起きていることだからです。

 家には換気システムがあって、冬場は温水で暖めています。その熱源をガスにしているのですが、一定の流量でガスが流れ続けると「ガス漏れ」として関知するようになっているということなのです。ガスを長時間使い続けることを想定していないということなのでしょうか。

 でも、本当にガス漏れがあったらどうなるのかな? 普通の使用と区別がつかないだろうから、一度温水器を止めてガス漏れがないかどうかを判断しなくてはいけないのでしょうね。ガスメーターが単なるメーターではなく、高機能化しているというのですから、実際のガス漏れがあるかどうかも、その場で分かるような仕組みをつけてもらえないでしょうか。

 最近の機能の1つに地震時の対応があります。大きな揺れを関知すると自動的にガスを遮断する仕組みです。これは阪神大震災で火災事故が多く発生したことを教訓にしてできたのだそうです。一昨年の新潟県中越地震ではさっそくその性能の良さが確かめられたとか。

 でも困ったこともありました。実家でのことですが、ある日、急にガスが使えなくなったと連絡があり、急行。いろいろと見たのですがガスの器械には異常なし。どうもガスメーターに、屋根から落ちてきた雪の固まりがあたって、その衝撃でガスが止まったようでした。普通に復旧させて使えるようにしましたが、同じことが今後もおきないとは限らなかったので、メーターを木箱で覆うように大工さんにお願いしました。

 実家のガスメーターは、まるで鳥の巣箱のような中に納められています。寒空のもと、きっと暖かくて幸せな気持ちでいてくれていることでしょうね。

投稿者 tsukada : 17:41 | コメント (2) | トラックバック

2006年01月28日

どうしてICプレーヤーなの?

 センター試験から1週間ほどがたちますが、英語のリスニングに使われたICプレーヤーのことで一言。先日も、そもそもリスニングを試験に取り入れる必要があるのかどうか疑問だと書きました。実際に東大をはじめとしてこのリスニングを評価の対象にしない大学もあるようです。

 英語教育の中で、英会話を耳で聞いて理解する能力は重要な要素でしょう。それは間違いありません。でも、だからといって入試の中に取り入れるかどうかは別です。国公立大学の受験生は、センター試験でとても多くの科目を受けなくてはいけないことになっています。それに加えて、各大学の二次試験も控えています。そこにさらに英語のリスニングを加えることが、どれほど受験生の負担になるか、考えてみていただきたいです。

 数年前、文部科学省は「ゆとり教育」を推進するとして、学校で教えるべき教科やその範囲をそうとう少なくしぼりました。土曜も完全休校にし、授業時間もずいぶんと少なくしてしまいました。それが良かったかどうかは、議論のあるとことですが、一方で大学受験にハードルだけはさらに高くしていこうということでは、子どもたちの教育にどう取り組んでいるのか、理解できません。(「ゆとり教育」でちゃんと教えられなかったから、その分を受験でよけいに勉強させようということ?)

 来年度以降も続けるということですが、もう一度その必要性までさかのぼって、議論をしてほしいものです。

 さらに、もし来年度も実施するとしたら、その方法をきちんと見直すことがぜったいに必要です。ICプレーヤーを採用したのは、いったいどうしてなんでしょう。理由がよく分かりません。

 使用したICプレーヤーは受験生が持ち帰ります。でも、音楽が聴けるわけでもなく、ただの“おみやげ”。全国で50万台ほどのICプレーヤーを毎年使い捨てることになります。それって、結局メーカーのために採用したということではないですか?

 教室で一斉の放送では聞こえ方が違うなど、ばらつきが出てくるおそれがあるというのが、一番の理由のようです。でも、ICプレーヤーでも今回のように器械の不具合があれば、同じことがおきます。またICプレーヤーでは、実際に正常に作動しているかどうかを試験官が確認することができません。受験生は、聞こえ方がヘンだと感じても、それを伝えるのはなかなかできないものです。それこそ、個人差が生じる問題です。他の受験生の音が大きくて、それが気になって集中できなかったという指摘もありました。一人ひとりが操作を別々にするわけですので、イヤホンから漏れ出る音が同じではないわけです。

 別な装置を考えてみました。教室で1つ、主装置を置き、そこから音源を配信します。その先に個々の受験生のイヤホン(ヘッドホン)をつないでおくというシステムです。つなぎ方は2つ考えられ、1つはワイヤレス。FMの電波などを利用して流し、それを受ける端末を受験生に渡します。もう一つは有線方式。教室内を配線しておき、机の前か横にジャックをつけておきます。受験生にはイヤホン(ヘッドホン)だけを渡し、そのジャックにつけて聞くという方式です。

 この方法の優れているのは、教室内は受験生はみな同じ音を同時に聞いていること。他の受験生の音が聞こえても、それは同じ音だから、さほど気にはならないでしょう。試験官も、音源がきちんとしているかどうかのチェックは容易で確実です。さらに、どう考えても費用が安くすむはずです。使用後に受験生に機器を渡すとしてもイヤホンだけですし、それを自分のもっている音楽プレーヤーに使うこともできます。あるいは、回収して、点検やクリーニングをすれば、翌年も使うことができそうです。(リサイクルする費用を考えると、そのまま渡してしまったほうが安いかも。)主装置や配線などは翌年以降も、そうとう長期で使えるわけですので、全体としてもずいぶん予算が少なくなること、うけあいです。

 大学入試センターがお金の有り余っているところかどうかはしりませんが、こういった「費用対効果」も含めて検討をしてほしいものです。それにしてても、やっぱりどうしてICプレーヤーを採用したのか、疑問・・やっぱりIT企業からの強力な誘いがあったのでしょうか。どうもIT関係というと、今は印象が悪くなってしまっていますね(T_T)

投稿者 tsukada : 18:27 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月27日

新規事業(2):FAXサービス

 塚田こども医院が2月より始めるもう一つの事業が「FAXサービス」です。当院が発行している毎月の「こども通信」や、毎週作っている「感染症情報」を無料でFAX送信するというものです。

 実は数年前から希望者に「こども通信」をFAX送信しています。その意味では新規事業とはいえないかもしれませんが、これまではほとんどお知らせはしておらず、一部の方だけにお送りしていました。その中には、聴力障害にある方がおられますが、この方とはふだんの診療予約などもFAXでやりとりしています。

 今回は規模を大きくし、多くの方に利用していただこうと、積極的にお知らせすることにしました。紙に印刷している「本家(?)こども通信」は毎月1,000部ほど作り、窓口で配ったり、わたぼうし病児保育室の登録会員の方に送付したり、保育園・幼稚園などにお送りしたりしています。これを少し改良してネット上でも利用しています。メルマガとしてネット上で配信しているのが約1,000名ほど。HP内にもアップしていますので、そちらもご覧いただいていることでしょう。そしてさらにFAX送信もしています。一度「こども通信」を作ったら、それをさらに3種類に“変身”させているわけです。ちょっとやりすぎ?

 さらに今回からは毎週の「感染症情報」もFAX送信していきます。この大元は、地元のコミュニティー・ラジオ局=FM上越で毎週金曜にオンエアしている情報です。その週のまとめをMDに録音し、局に届けています。もう10年近くになるでしょうか。開局当時からずっと続いています。その原稿を、このHP内にもアップしています。(今回のFAXサービスはこの原稿を使います。)同じ内容のものを院内での掲示していますし、地元の有線放送でも翌週月曜に放送しています。週末にはiMode携帯などへ「週刊感染症情報」として送信もしています。元のFM局の原稿を、これまた増殖させながら使い続けているわけです。

 FAXサービスには、これらの他に臨時の感染症情報、院内の催し物、臨時の休診日の案内、診療の案内なども適宜送信するつもりです。こういったものを通して、子育てに必要で有用な情報をより丁寧にお届けすることができるのではないかと思っています。

 今回のFAXサービスを実施するにあたって問題になったのがその送信方法です。送信先が多くなると、手作業で送ることは時間的に難しくなります。FAXの同時一斉送信の業務をしている会社もあるので、調べてみたのですが、けっこう値段が高いですね。数が多くなるとバカにできません。どうすればいいか、悩んでいたのですが・・コピーやFAXの複合機で、多くのところに送信できる機能がしっかりとあるのですね。新しい機械では、そうとう機能が高度になっています。FAX送信をパソコンからこの複合機を通して行うことができそうです。もちろんマック派の私ですので、マック対応でなければNGですが、その点もクリアー。さらにカラー・コピーもとれますし、私のパソコンのプリンターとしても使えます。これはけっこういけそうです。そう考えると、これは「買い」。さっそく契約し、来週には新しいコピーの複合機がやってくることになりました。

 こんなFAXサービスは、なかなかないでしょうね!←自画自賛(^^) 塚田こども医院はまた一歩、地域の親御さんに近づき、寄り添うことができそうです。そして、多少なりとも子育てがしやすく、やりがいができるといいな、と思っています。

投稿者 tsukada : 22:17 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月26日

新事業(1):時間外電話相談

 塚田こども医院では2月より患者さん向けの新しいサービスを2つ始めます。今日はその1つをご紹介します。

 「塚田こども医院・時間外電話相談」というのがそれです。診療時間以外の時間帯に、お子さんが急な病気などでご心配があるときに、電話でご相談に応じるという事業です。すでに専任の相談員をお願いし、スタンバイしています。相談料は無料。電話相談ですので、医療行為は伴いません。保険請求もいたしません。

 開設する時間帯は、医院の開いていない時間帯のすべてをカバーします。平日は午後6:30〜翌日午前8:00まで(水・土曜は午後12:30〜)。日曜・祝日などの医院休診日は終日(24時間)。これには年末年始や夏休み、あるいは臨時休診日なども含みます。医院の診療時間をあわせれば、24時間×356日対応できる体制ができあがるということです。

 これまでは時間外の連絡は院長の携帯電話を案内していました。実際に電話をいただき、ご相談に応じることもたびたびでした。しかし、私も次第に体力的に自信がなくなってきました。とくに深夜、早朝の対応は難しくなってきたというのが正直なところです。翌日の診療を考えると、一定の休養は必要です。オーバーワークが続くことは、結果として患者さんへご迷惑とおかけすることにもなりかねません。

 最近は携帯電話を直接とらず、留守電にしていることもあります。自動車の運転中はもちろんそうですし、会議や会合などでも進行を妨げることになるので、電源を切っていることがあります。プライベートな時間もある程度必要です。トイレ、お風呂など、物理的に携帯電話にでることができません。

 留守電に録音していていただければ、のちほどかけ直すのですが、録音するのが苦手な方が多いようですね。私自身もそうですが、直接話をするのと違ってヘンに緊張します。留守電にしている方が多いせいもあり、最近は多少慣れてきましたが。

 それともう1つ。時間外に電話にでてお話をしても、翌日に受診されない方がけっこうおられます。お子さんのことでご心配なことがあるのだろうと思って快く電話にでているつもりですが、その後の受診がないと、それほど大変な状態ではなかったのかな、などとも思ってしまいます。重要性がないのであれば、こちらがそれほど無理をする必要もないのかな・・

 翌日以降に受診されたときに、電話のことを何もおっしゃらない方も少なくありません。別にお礼を言ってくれという意味ではないのですが、一言「助かりました」とか「ありがとうございました」などと言っていただけると、気持ちの負担が少なくなるのですが。正確に数えてはいませんが、何も触れないでいる方が過半数です。残念ですね。

 開業以来15年余、院長が個人的努力で電話相談を続けてきましたが、そろそろ見直す時期になってきたところでした。完全に中止するのも1つの選択肢ではあるのですが、やはり患者さん(親御さん)のことを思うとそうもいきません。そこで、専任のスタッフをお願いし、新たに「時間外電話相談」としてスタートすることにした次第です。

 患者さんにとっては、院長が電話にでるよりも気軽に相談ができるのではないかとも思います。必要なことがあれば私に連絡をとる体制も作っていますので、いままでよりも利便性も良くなることでしょう。

 診療とこの電話相談をトータルすると、「24時間ノンストップ小児科」が誕生することになります。これは塚田こども医院にとって、大きなステップアップになることでしょう。

※この電話相談は当院を受診中、あるいはかかりつけにしていただいている患者さんのためのサービスです。その他の方への対応はいたしかねます。電話番号は専用のものを用意しましたが、院内の掲示か、医院に用意したパンフレットでご確認下さい。どうぞよろしくお願いします。

投稿者 tsukada : 20:44 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月25日

思わず赤面

 子どもたちはときどき面白いことを言います。今日の外来中のこと、2歳くらいの女の子が私に向かって「パパ!」 お母さんは「違うでしょ、先生だよ」と言うと、「せんせ」って言い直しましたが。

 「パパ!」の声がしたとき、診察室の時間が一瞬止まったのを感じました。それとも空気が凍ったというべきか・・。そして私の顔が赤くなったことに、気づいた人もいたことでしょう。身に覚えのないこと(!)ではありますが、ちょっと考えてしまったりして(T_T)

 でも、せっかくの美味しい話をそのままにはしておけません。女の子に「そとではパパって呼んじゃダメって言ったでしょ」と言ってあげました。この子は点滴になったのですが、職員には「オレの娘だからね!」とも。職員にはけっこうウケていたようです(私がかってにそう思っているだけかも)。

 念のために言っておきますが、以上の話は冗談です。まじめな職員や、事情の分からない周りの親御さんは、誤解していないでしょうね。ちょっと心配になってきました・・

 昔聞いた実話です。先輩の医者が若い頃、とても勤務が忙しくて家でゆっくりできないような生活をしていたそうです。子どもができても、一緒にいる時間が少なく、すれ違いの日々。月曜の朝、バス停まで着いてきた子どもが「また来てね!」と言ったとか。多くの人のいる前で言われたので、穴があったら入りたい気持ちになったということです。同情申し上げます。

 子どもの思いがけない一言が、その場の雰囲気をがらっと変えることがあるものですね・・良い方にも、悪い方にも(^^)

投稿者 tsukada : 23:32 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月24日

朝飯前の雪かき

 今日はとても疲れた一日でした。インフルエンザの流行もさらに拡大し、受診者の数も増えたから・・ということではありません。それほど外来は混雑しておらず、おそらくここ2、3週間が山だと思っています。まだマックスに行っていませんし、診療の体制も私の力量も余裕があります。

 本当の理由は、朝の雪かきです。昨日から10センチほど雪が積もりましたので、朝から出番でした。いつもなら家の前だけなのですが、今週は我が家が「ゴミ当番」にあたっています。10数軒の単位でゴミ出しをするステーションがあります。金属製で、人が3人ほど入れる小屋なのですが、その前の雪かきをしなくてはいけません。

 いつもより少し早めにおきて、スコップをもってゴミステーションへ。小屋の前の1坪ほどのスペースに積もった雪かきをし、ご近所の方々が気持ちよくゴミ出しできるようにしました。10分ほどで終わってやれやれというところにブルトーザーが接近。道路に積もった雪を道の端にかき分けるのですが、見事に雪の山を置いていってくれました。

 せっかくきれいにしたのに(>_<)という気持ちもありましたが、でも向こうも仕事。道路に圧雪があっては交通のじゃまになり、朝早くから頑張って仕事しているわけですから(それが収入にはなっているわけですが)、怒っても仕方ありません。やれやれという気持ちを抑えて、平常心でもう一度スコップを持ち直しました。

 今度が道路に積もった固い雪なので、スコップでも割れにくいですし、重いです。すでに道の端には雪山が2メートル以上の高さになっているので、その上に雪を投げあげるのは力がいります。文字通りの重労働になってしまいました。

 雪国の人間にとって、雪かきは「朝飯前」の労働です。でもそれは、簡単ですぐ片づくという意味合いではありません。今日のように、朝飯を食べる前にしているだけで、実は一日で一番の重労働ということもあります(少なくとも私にとっては)。歳をとっても、こんなことをしていられるのか、ちょっと自信がなくなってきました・・

投稿者 tsukada : 23:50 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月23日

ホリエモン逮捕

 昨夜からまた大きな寒波が襲ってきました。数時間前までの青空はどこへいったんでしょう。またもや猛烈な吹雪です。高速道路も各地で通行止めになりましたし、真冬に逆戻りしました。例年は1月下旬から2月上旬くらいが一番天候が厳しくなりますので、もしかしたらこれからが本番なのかもしれません。12月からの寒波があまりに強く、1月に入って春に向かっているような感じもありましたが、それはきっと“錯覚”なのでしょう。

 インフルエンザの流行も、いよいよ本格的になってきました。先週から患者発生が日増しに多くなってきています。流行してしている園・学校も拡大しているのが、手に取るように分かります。

 今日はホリエモンことライブドア堀江貴文社長が逮捕されました。何本もの報道特集が組まれるほどの大騒動になっています(ずっとそれらをテレビでみていたのですが・・)。つい先日までは時代の寵児としてもてはやされたのが、一転して犯罪者になってしまいました。彼らのやってきたことの中身やからくりがやっと分かってきたからなのでしょうが、でもそれにしても変わり身が早いですね。マスコミも、国民も。

 政治家はもっとひどいです。昨年の衆議院選挙では、公認ではなかったですが、自民党から実質上の推薦を受けて立候補しました。そのきっかけも自民党の幹事長からの要請だったということですし、選挙応援には自民党の幹部が大勢訪れています。結果として国民に間違った選択をさせようとしたわけですから、それなりの責任があると思いますが、自分の非を認めないのが政治家の習性のようです。

 小泉首相は「すべてのことが分かって選挙でおしているわけではない」というようなことを言っています。確かにその人のすべてのことが分かってはいないでしょう。でも、彼の一番の仕事であり、本業の部分で犯罪を犯していたのであり、たまたま捕まったというようなことではありません。彼の仕事ぶりをみて、「改革」の旗手にふさわしいと考え、それを国民に推薦ししたわけですから、何も責任がないような話しぶりをするのは無責任な話です。

 仮に私の医院の職員が何か問題を起こしたら、雇い主としての責任は免れません。それが業務上のことであればなおさらです。「その人のすべてのことが分かって雇えるわけではない」などと言っても、言い訳にもなりません。まずは雇用主として、相手方に誠意をもって謝罪し、必要なら補償もしていかなくてはいけません。それが社会のルールでしょう。

 小泉さんが、小さく見えてきました。

投稿者 tsukada : 22:02 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月22日

休日の楽しみ

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 今日の昼間は雪国には珍しい良いお天気になりました。久しぶりに犬と散歩をしました(*^_^*) 雪に閉ざされてから、すっかり室内犬になっていましたが、今日は特別。本人(本犬?)はとっても満足。そのあとはお風呂に入れてもらい、きれいになってまた室内犬に。

 慣れないことをしてすっかり疲れてしまったようで、暖炉の前でしばしお昼寝を楽しんでいました。やっぱり暖かいところが好きなんですね。人間と同じです(^^)

 受験生の皆さん、二日間にわたるセンター試験が終わりました。ご苦労さまでした。自分の持てる力を十分に発揮できましたか? 自己採点もありますし、このあとはいよいよ各大学の試験が待っています。まだまだ緊張の日々が続きますが、とりあえず今夜はゆったり過ごして、心と体を休ませて下さい。ほんとうにお疲れさまでした。

投稿者 tsukada : 19:04 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月21日

センター試験1日目

 大学センター試験の1日目が終わりました。太平洋側では思いがけない雪で、大変な思いをした受験生もたくさんおられたようです。雪だけに、名実ともに“滑らない”ようにご注意下さい。

 英語のリスニング試験では、使用したICプレーヤーの不具合も多数でたようです。今回初めて導入された試験方法ですし、この機器を使用するのも初めて。ほとんどの受験生にとっては、初めて触れる物。操作も初めてですし、その構造、音声の聞こえ方など、実際に使ってみて初めて知ったことばかり。

 こういった状況では、機械のことに気を取られてしまい、肝心の英語の聞き取りに集中できないのが、むしろ普通でしょう。試験を行う側は何を問いたいのですか?? 機械に早く慣れる能力なのですか?

 受験生にたいして、あらかじめ機器を貸し出してその操作に習熟させるだけでも今日のトラブルは少なくなったでしょう。ICプレーヤーの性能に不安があるわけですので、今年は希望者を対象に試行して、来年以降に本格導入しても良かったのではないでしょうか。

 そもそも・・センター試験で、何十万人もの受験生を対象に英語のリスニング試験をする必要が本当にあったのでしょうか? それだけの労力をかけるのなら、今のマークシート方式をやめて、じっくり深く考えるような能力も試してもらうなど、もっと大きな変革ができそうな気もするのですが・・

 明日はセンター試験の2日目。今日のリスニングでトラぶった受験生も、気持ちをとりなおして頑張ってもらいたいです。

 以上、もうすぐ50歳になろうとしている今でも、高校時代の試験風景が夢に出てきてうなされることのあるチョー昔の受験生が勝手なことを書きました。末筆ながら健闘を祈ります!

投稿者 tsukada : 22:41 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月20日

頑張れ、受験生!

 明日は大学入試センター試験の初日。日本中で、緊張している受験生やそのご家族の方も多いことでしょうね。月並みな言葉ですが、持てる力をフルに発揮してベストを尽くして下さい。応援しています!

 それにしてもお天気が心配。東京などでも雪になるとか。会場へ向かう交通に支障がでなければいいですが・・。ニュースでは、もしも会場行きのバスが交通渋滞などでうまく運行できないときには、パトカーの先導も依頼するのだとか。まるで韓国の大学入試風景のようですね。

 センター試験には、今年から英語のリスニング能力も試されることになりました。これも受験生にとってはプレッシャーになっているでしょうね。学校の英語教育は、書いてある英文を読んで訳させたり、文法を覚えさせたりが中心です。英語で会話ができるようにするような取り組みは、あまり行われていません。“役に立つ英語教育”が求められているからということなのでしょうが、それに対応する授業を受けていないし、トレーニングを受けていない高校生が大半でしょうから、無理な注文という気もします。

 大学側が求めるレベルと、実際の行われている教育内容にはそうとう開きがあるように思いますが、その狭間で困惑し、大変な思いをするのは当の生徒たちです。あるいは、文部科学省の作る指導要領が数年おきに変わり、それに振り回されるのもやはり子どもたちです。「ゆとり教育」と称して作られた教育プログラムによって、子どもたちはずいぶんと影響を受けてきました。それがまた数年先には変更になるというのですから、いったい日本の教育をどうしようというのでしょうか。

 センター試験の前身は「共通一次試験」と言っていました。私が大学に入ったあと数年してからできた制度です。それまではそれぞれの国立大学がバラバラに入学試験をしていたわけですが、それを共通した試験で判定しようとして作られたものです。確か最初の構想(?)では、共通一次試験だけにしようということだったのではないかと思います。しかし、現実には各大学での二次試験は変わらずに存在してい、受験生は二重の負担を強いられています。何のための共通一次試験、あるいはセンター試験なのか、よく分かりません。

 また、数十万人もの受験生が受けるために、採点の容易さが求められ、マークシート方式の試験になりました。日本で初めて本格的に取り入れられた試験法方法です。じっくり考える能力よりも、短時間に多くの回答を作り上げる能力が求められるようになりました。それがその後の大学生の質に大きく影響を与えています。建前として「共通試験」を作るために、内容を吟味せずに導入された、というのが私の印象です。

 そんなことをブツブツと言っていても、受験生の気持ちが晴れるわけでも、プレッシャーがなくなるわけでもありません。明日と明後日は、どうかお天気が良くなり、受験生の皆さんが気持ちよく試験に臨めることを祈っています。

 受験生、頑張れ!!

※今日もまたこの「院長ブログ」を改造しています。本文と右サイドが白い地で、文字通り「色気」がなかったので、色を付けてみました。あまりどぎつくない色にしてみたのですが、いい感じになったでしょうか。リンクの表示もアンダーラインがうるさかったので表示されないようにしてみました。院長の苦心の作です(^_^;)

投稿者 tsukada : 20:45 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月19日

改造中

 この「院長ブログ」やHPをもっと売りだそう!ということで、いくつかの改造を行っているところです。まずは表題を「日誌」から、そのものの「院長ブログ」に変更。HPトップページと同じものにしました。

 次に、ブログの右側の部分に、HPのトップページにジャンプするリンクを作りました。ここをクリックすると、新しいウインドーとしてHPが開く仕組みです。「日本ブログ大賞」にエントリーしましたが、ここからはブログのページへリンクされています。左のフレームは画面にでてきませんし、今まではブログからHP本体に行くことはできませんでした。そこで何とかしなければということで、またまたお師匠さんの知恵をお借りし、ブログの設定を変更することができました。

 ヤフーなどの検索エンジンで「院長ブログ」を探し、そこから来てくれた人たちも、迷宮に入り込まなくてよいことになりました。・・もっとも、HP本体へやってきたら、その虜(とりこ)になってますます抜け出られなくなるかも(^_^;)

 冗談はさておき、HPのトップを見てほしいのはもう一つ理由があります。このHPのカウンターが、トップページにアクセスすると数字が1つ多くなるからです。何もそんな数字を気にしなくてもいいのに、と思われるかもしれませんが、このHPを作っている者として、やはり気になるものです。どうせならたくさんの人に見てもらいたい、と思うわけです。

 数日前からカウンターの進み方がそれまでの1.5倍ほどになっています。それが一時のことかどうかはこれからの経過をみていかないと分かりませんが、もしかしたら、ブログからの誘導も効果があったのかもしれません。あるいは「ブログ大賞」エントリーも良かったのかも。

 ヤフーでの検索結果も気になっていますが、今日は順位を32位→33位に下げてしまいました。え!?ってことで、もう一度良く見たら15位にもこのHPが紹介されていました。これは昨日まではなかったはずなので、自分のHPが上位に検索されるようになったので、今までのものが順位を1つ下げたということのようです。1位はなかなか難しいでしょうが、まずは一桁になるといいな、と夢を見ているところです。

投稿者 tsukada : 21:34 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月18日

虚業

一昨日、ライブドアというIT関連企業に対する強制捜査が行われ、株価は昨日から急落しています。この2日間でライブドアは3,000億円もの企業価値の下落があったとか。今日は他の企業も株価をさげ、売り注文の殺到から東証はシステムダウンを恐れて取引を全面停止するという異常事態になっています。

 日本はかつてバブル経済の崩壊を経験しています。昨日からの株の急激な下落をみていると、同じ道を歩んでしまったかのようにも思えます。今回はIT関係が好景気になり、株価全体をひっぱりあげていました。でも、この事件で、ITが好調だったのは実は実態のない“あだ花”だったことが白日にされされてしまった、ということなのでしょう。

 もともと株の価格とは、その企業の業績によって決まるものです。良い経営をし、しっかり利益をあげ、将来的にも安定した成長が見込まれる会社は、高い評価を受ける・・それが「株価」のもつ意味合いです。「良い経営」とは、社会にとっても良い存在でなければいけません。反社会的な、あるいは犯罪に近いことをしている会社が高い評価を受けるということがあってはいけないのだと思います。

 ライブドアについてはたくさん報道されていますが、どうも会社のことがよく分かりません。いったい何をしている会社なのですか? インターネット関連では一定の仕事をしているのでしょうが、それよりも企業買収を通してグループを大きくする中で、資産運用を上手にやってきただけという感じがします。

 他の人や企業が目をつけていないこと、やらないことを先んじてしていくのは、起業家としては当然のことでしょうし、それが最終的には社会全体を豊かにすることにもつながっていくことも多いでしょう。でも、この会社がしてきたことは「マネーゲーム」だったのではないでしょうか。金儲けのために、ひとすら走り続けていた・・そんなふうに言ったら言い過ぎでしょうか。

 情報産業全体が実態がないというつもりはありませんが、でも企業買収などによって金儲けしているだけの会社には、中身に実態がありません。それは「虚業」とでも言うべきもの。時代の寵児のように華々しく取り上げられ、持ち上げられてはいましたが、本質が見えてくるともろく崩れていきます。もしかしたら一挙に消え去っていくのかもしれません。

 これまでの金儲けの仕方が違法かどうかは分かりませんが、少なくともモラル(倫理性)に欠けていたのは確かでしょう。ウソをつき、人をだましながら金儲けするということを、許していてはいけません。私たちの社会が、「正直者が馬鹿をみる」ような状態にはしたくないですね。まじめに、人や社会の役に立つことを一生懸命やっていることが、やはり一番大切なのだと思います。

 「ライブドア・ショック」はもう少し続きそうです。でも、その中から何を学ぶかによっては、その後の立ち直りが違ってくることでしょう。膿の部分を出し切って、実態にあう株の運用がなされるようになることを願っています。

※「院長ブログ」の検索結果:ヤフーでは同じく32位。グーグルでは12位と、昨日よりは10位ほどランクが上がってきました。

※「日本ブログ大賞」:推薦をして下さる方が増え、大幅に順位をあげてきています。今は26位くらいにアップ。推薦していただいた方、ありがとうございます。まだまだよろしく!

投稿者 tsukada : 23:49 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月17日

“雪崩”事故

 昨日のこと、雪の被害でとうとう幼い子どもの命が奪われてしました。それも保育園という、子どもたちにとって安心して過ごせて、安全であるべきところで・・。

 福島県での事件です。2階建ての園舎の屋根に積もっていた雪が落下し、園庭で雪遊びをしていた子どもたちを生き埋めに。そしてその一人の子どもが亡くなってしまったというものです。 屋根には50センチほどの雪が積もっていたとか。急勾配の屋根で雪下ろしが危険なため、業者に作業を依頼していた矢先だったそうです。

 雪がとても重いものだということは、このブログの中でもお話をしたとおりです。報道ではおよそ10トンもの重さの雪が一挙に滑り落ちてきたとか。普通自動車10台分の重さにそうとうします。その下にいた子どもは一瞬にして重い氷のような雪に埋まってしまったわけですし、この子どもたちを掘り出すのがいかに大変であったかは、想像に難くありません。

 ニュースの映像で見ると、屋根には雪止め(なぜどめ)が設置してないようです。そして急勾配・・これは「落下式屋根」の構造です。「雪下ろしができないほど危険」という意味は、雪と一緒に落下する危険性があったということ。つまり、屋根の上の雪がいつ落ちてきても不思議ではないという状況だったということです。

 つまり、園舎の近くは雪が落下してくる可能性が大きく、とても危険。当然、子どもたちはその周囲に立ち入れない方策が必要でした。園庭で遊ぶときに、危ないから屋根の下には近寄らないように注意をしたとの話もありますが、声かけだけでは危険回避は十分ではないと考えるべきでした。

 そういった意味合いでは、当日の保育体制が子どもたちの危険防止の点で大きな問題をもっていたといわざるをえません。その場で園庭で子どもたちと一緒にいて監視(あまりいい言葉ではありませんが)していた保育士の責任もあります。あるいは、雪が落下しても大丈夫なような安全策をとらないまま、園庭での活動をさせていた管理者としても責任もあるでしょう。雪下ろしができないほど危険だというのに、そのまま対策をとらずにいた設置者の管理責任も、問題になるに違いありません。

 そもそも、この園舎の設計は安全なものだったのでしょうか。雪国の建物では、こういった落雪型の屋根を採用するときには、その周囲に十分な空いている土地が必要です。この保育園は鉄筋コンクリートの建物で、新しいものに見えましたが、屋根の上にそのまま雪を乗せておく構造にしておくべきではなかったのでしょうか。構造計算をしっかりし、そうとうの積雪があっても雪下ろしをしなくてもいいくらいの強度を持たせておけば、事故はおきませんでした。

 先週末から気温があがり、各地で雪崩がおきる心配があると警告がありました。雪崩というと山や崖といったところでのことと思ってしまい、まさか保育園でおきるとは予想していなかったことでしょう。でも、実際に事故は起き、幼い子どもの命が奪われました。誰かが、どこかの段階で、事故につながる可能性を認識し、もっときちんと対策をとっていれば、このような事故は起きなかったはずです。

 こんな話を書くと“後出しジャンケン”のようにも思われてしまうでしょうが、でも、「事故防止」「危機管理」といったとても大切な課題に、どの職種につく人も、絶えず取り組んでいないといけないのだと思います。自分の与えられた仕事はこれだけ、その他のことは知らない・・そんな気持ちでいてはいけないのだと思います。子どもたちを守るために、私たち大人がしなければいけないことは、まだまだたくさんあります。

※「院長ブログ」検索順位:昨日までの33位から今日は32位に少しアップしました(ヤフーでの検索結果)。

投稿者 tsukada : 23:31 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月16日

リンク切れ大量発生

 昨日は「日本一をめざす」などと、勢いで大見得を切ってしまいました。「院長ブログ」をいう名前で検索したときに、そのトップになりたい。せっかく毎日のように書きこんでいますし、思い入れもあります。そんな“評価”もいただければ嬉しいなと思った次第です。

 先日来、このHPへのアクセスログの解析を進めてもらっています。予想を大きく超える人々に訪れていただいていることがハッキリしてきましたが、新たな問題も分かりました。これも私の“お師匠さん”からのご指摘なのですが、けっこうリンク切れが多いとのこと。とくに「Q&A」のコーナーで頻発していました。

 今日は夕方からその修復作業をし、問題の箇所のほとんどを直しました。ファイルの数にして百数十あり、けっこうな作業量でした。自動で直してくれるなどということはなく、すべて手作業。インターネットという“未来社会”の中で、ただ一人原始時代に逆戻りしたかのようでした(-_-)

 どうしてそんな大量のエラーを起こしていたのか・・その理由は分かっています。このコーナーのファイルを作るとき、以前に作ったものをコピーし、その内容を変更しています。一つ作ったファイルを増殖させているわけですが、その途中でリンク情報を一度間違えてしまったようです。それに気づかずに複写を繰り返していたので、ある時点からあとに作ったファイルはすべて正常のリンクしなくなってしまったというわけです。

 でもリンクが正しいかどうかを知る方法は2つありました。1つは実際にHPを自分で閲覧することです。そして、そのリンクをクリックして正常に動作してくれるかどうかを丁寧に見ていれば、新しいファイルをアップしてまもなく、このエラーに気づいていたはずです。1年半ほど前に作ったファイルにすでにリンクエラーがありましたので、ここ1年半くらい、自分のHPを丁寧に見ていなかったことがばれてしまいました。HPを作成するときの“初歩的な注意”すらできていなかったことになります。

 もう1つはサイト管理の甘さです。このHPは Adobe GoLive というソフトを使って作成しています。けっこう優れたソフトで、いろんなことができるものです。でもそれが災いしました。昔使っていた簡易なソフトの方が簡単な分だけ操作は単純でした。でも今のソフトは高度なことができるのではありますが、当然使い方を勉強しなくれはいけません。一応参考書を買ってはあるのですが、必要にせまられて開いてみるだけで、ソフトの使い方を習熟するほどじっくりとは取り組めていません(それでもある程度できるのは、マックの操作性の良さだと思っているのですが)。

 今回の問題も、このソフトがすでに指摘していることでした。サイト管理の画面でリンク切れがあると、てんとう虫のマークが付けられて、教えてくれます。そういえば以前からこのマークをたくさん見ていたように思うのですが、気にせずにいた、というのが本当のところです(相手が虫だけに無視していた・・なんてしゃれている場合じゃないですね)。このマークの意味をちゃんと知っていれば、もっと早くこの問題を解決しておくことができたはずです。いや、HPに新規ページをアップする前にそのマークがないか点検し、完璧な状態でアップすれば、そもそもリンク切れの大量発生などという問題はおきなかったはずです。そんな意味では、私のいい加減さが、この問題のベースにあった、ということになります。

 HP内のリンク切れ問題もほぼ解消したことですし、次は内容の充実を図ることにしましょう。この院長ブログも、こんなトラブル報告だけではなく、中身があるものにしていきますので、ご期待を。

投稿者 tsukada : 22:30 | コメント (2) | トラックバック

2006年01月15日

日本一の「院長ブログ」をめざして!

 一昨日の話の続きです。このHPが“想定外”に多くの方から見ていただいているのですが、この「院長ブログ」は検索エンジンではまだ必ずしも上位にはなっていませんでした。その理由は・・このコーナーのタイトルにもあったようです。

 これまでは「塚田こども医院『日誌』」と名付けていました。このHPを始めたころ(1999年)には、まだブログというものがあまり一般的でもなかったように思います(私が知らなかっただけかもしれませんが)。HPの更新記録という意味合いで始めたのが、元々の姿です。そこに、毎日の出来事の中から気づいたことなどを書き込むようになり、私にとっての“日記”的な存在になっていきました。

 タイトルは迷ったこともありました。内容からは「日記」でもいいのですが、医院のHPにとってはもう少し公的な“におい”がするのがいいな・・ということで「日誌」という名前をつけました。以来、ほぼ毎日続けてきたコーナーです。今では一日の終わりにこれを書かないと、ゆっくりと眠れないような気もするようになっています。私にとっては、生活の一部ともいえるくらいです。

 当初はHPの該当するページを更新していました。その作業は、ちょっとやっかいになっていたころです。私の“お師匠さん”からブログというものがあると教えられました。ブログを使うことで、作業も簡単になり、コメントやトラックバックなどという便利な機能もある、と。でも、最初はこのブログがいったい何であるのかすら、分かりませんでした。参考書もいくつか読む中で、だんだんとその全貌(?)が分かり、自分でもできそうな気持ちになってきました。そして昨年、思い切ってブログにしてみました。

 そんな経過できているので、題名はしばらくはまだ「日誌」にしていました。でも「ブログ」という言葉はとても魅力的に響いてきますし、見栄えもいいので、確か先月くらいから、トップのページには「院長ブログ」というタイトルに変更しました。そして、先日の検索エンジンでの検索結果・・33位という結果になっていました。

 今日、お師匠さんからアクセスログの解析結果を教えていただきました。これからその結果を自分なりに勉強していこうと思っていますが、「院長ブログ」についての指摘もありました。このコーナーの最上部には、まだ昔ながらの「塚田こども医院『日誌』」がそのまま残っているのが、上位に検索されない原因だと。そうなんです、その作業をさぼっていたのです。

 ということで、今日さっそくコーナーの上のタイトルを変更しました。これで「院長ブログ」がもっと上位になるでしょうし、より多くの方から読んでいただけることになりそうです。お師匠さんは、きっとトップになるとおっしゃっているのですが、その“予言”は果たしてあたるでしょうか? でも、せっかくやるなら「日本一」をめざしてみたいと思います!

 もう一つ、日本一を夢見ていることがあります。それは「日本ブログ大賞2006」の受賞です!! 日本にもブログが定着してきていますが、より良質のブログを懸賞するというのが、この賞なのだそうです。そんなふうに書くと、以前からエントリーしているように聞こえるでしょうが、私がこれを知ったのはほんの数時間前。そしてつい先ほど応募しました。読者の方からの投票も加味して選考するのだそうです。

 「日本ブログ大賞2006」http://www.blogaward.jp/  >ライフ部門>no.250
 ※ナンバーは投票数の順位によって今後変わってきます。

 ぜひみなさん、「塚田こども医院・院長ブログ」に1票を!!

投稿者 tsukada : 22:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月14日

重い雪

 雪国の寒気も昨日からゆるみ、雨が降っています。気温は春先くらいまで上昇。今日の夕方は雪解けの水も加わり、ずいぶんと霧になっていました。積雪の高さは少し下がったようです。

 各地で雪による事故が続出しています。私の自宅の近くでも、屋根が雪の重みに耐えられずに崩落。就寝していたお年寄りが亡くなるという事故がおきてしまいました。今日は雪下ろしをすることになっていて、その直前の事故でした。昨夜からの雨が雪をさらに重くしていたようです。

 当地では今日から一斉雪下ろしをしてます。町内全体を交通止めにし、数日間かけて屋根雪をすべておろし、道路の雪を川などにダンプカーで運び出します。交通の支障にはなるのですが、そのままにしていたは家の倒壊の危険もあります。このところ暖冬が続いていたので、久しぶりに行うことになりましたが、私が子どものころは冬の恒例行事でした。今年は20年ぶりに行うのだそうです。

 明日も高い気温と雨の予想。雪崩のおきやすい気象条件になります。これ以上事故がおこらないよう、そして死傷者のでないよう祈るのみです。

投稿者 tsukada : 23:34 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月13日

上位にヒット

 先日、このHPが予想以上に多くの方から利用されていると書きました。その全体像は、実は自分自身でもよく分かっていないのですが、「検索エンジン」でこのHPがよくヒットされるという指摘を“お師匠さん”からいただいています。

 「それって本当?」ということで、ヤフーで実際に試してみました。そうしたら・・けっこう上位にヒットすることがとても多いんですね!! 何万、何十万、ときには何百万ものネット上のHPやそのページの中から、何と1位にヒットするものもあります。

以下は、検索のリクエストによく使われた単語などを実際に入力して得られた結果です。上位10位に入っているものの一部をご紹介します。

「りんご病」 1位/52,800件
「夜泣き」 1位/874,000件
「ヘルペス性口内炎」 1位、4位/75,100件
「ヘルパンギーナ」 1位/246,000件
「薄着+こども」 1位、3位/63,800件
「インフルエンザ+こども」 1位/774,000件
「おたふくかぜ+おとな」 1位、2位/91,000件
「中耳炎+症状」 1位/490,000件
「風疹+予防接種+大人」 1位/45,300件
「風疹+妊娠」 1位、4位/137,000件
「水ぼうそう+大人」 1位、2位/41,300件
「熱性けいれん+ダイアップ」 1位、5位/2,210件
「ホスミシン」 1位/3,600件
「プール熱」 2位/98,200件
「肺炎+症状」 2位、4位/2,540,000件
「セフゾン」 2位/22,100件
「ムコダイン」 2位/29,500件
「ケフラール」 2位/15,400件
「ゲンタシン」 2位/25,200件
「フルモックス」 2位/30,500件
「チック症」 3位/32,300件
「赤ちゃんの便秘」 3位、4位/993,000件
「水ぼうそう」 3位/95,3000件
「ナウゼリン」 3位、5位/33,700件
「おたふくかぜ+予防接種」 4位、5位/10,8000件
「ロキソニン」 4位/157,000件
「ロタウイルス」 4位/102,000件
「ジスロマック」 4位/37,100件
「水ぼうそう+予防接種」 5位/48,700件
「熱性けいれん」 6位、8位/98,600件
「水ぼうそう」 6位、9位/157,000件
「タミフル」 7位/954,000件
「帯状疱疹」 8位/366,000件
「おたふくかぜ+こども」 9位/22,300件
「風疹+予防接種」 9位/239,000件

 ざっとこんなふうに検索結果がでてきます。ネットの利用者は、おそらく上位のHPから順にアクセスしてみることでしょう。その結果、このHPのページを閲覧する人がそうとうに多くなっても不思議ではないということになります。

 検索に使われる単語は、子どもの病気や予防接種などに出てくるものが大半のようです。このHPの中では、主に「ヘルス・レター」のコーナーで説明しているものが多いようです。そして、読者の方からいただく質問に答えるコーナーも、よくヒットしているようです。これらはこのHPの大きな柱でもありますが、もっと充実させていくことが必要だということがよく分かりました。とくに「ヘルス・レター」の内容は、ここしばらく新しい物を作っていなかったので、これから折りをみて新規作成をしていくつもりです。(さっそく今日「病気のときの入浴」というタイトルのページを作り、アップしておきました。)

 ところで、当院でとくに力を入れている事業や取り組みがいくつかあります。それらがネット上でどのように評価されている(?)のか気になり、試してみました。
「病児保育」 22位/115,000件
「医薬分業+院内処方」 2位、3位/512件
「院内処方」 5位、8位/53,000件
「こども+電話予約」 10件/89,3000件
「小児科+栄養士」 32位/175,000件
「インフルエンザ予防接種+外来」 8位、9位/190,000件

 どれもみな、けっこう上位で見つけることができ、嬉しかったです。「認めてもらった」って気持ちがします。

 ちなみに、このブログは・・!?
「院長ブログ」 33位/1,350,000件
・・まだちょっとなじみがないのかもしれませんね(^_^;)

投稿者 tsukada : 23:09 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月12日

雪の事故

 先月からずっと続いていた大雪がやみ、週末は雨や曇りになるそうです。気温は3月なみに上昇するとかで、今度は雪崩も心配。困ったものです。すでに80人ほどの方が雪による事故でなくなっているそうです。もうこれ以上犠牲者がでないことを願っています。雪下ろしなどの際には、十分に気をつけていて下さい。

 交通事故も多発しています。通勤の途中で、毎日のように事故を起こしている自動車をみかけます。きっとスリップして追突したりするケースがおおいのでしょう。雪道には慣れているはずの地域ですが、やはり慎重な運転が必要です。

 保険を扱っている友人からもこんなことを聞きました。車両事故が例年の数倍になっているとか。衝突による事故の他にも、屋根の上から落ちてきた雪ボンネットがへっこむなど、雪にからむ事故が多発。それを扱う損保の担当者はオーバーワークぎみ。修理工場もフル稼働で、年末には新規の修理は1か月ほど待ってもらっているとか。お客さんも、春先まで修理をあきらめて、そのままの状態で乗っている人も多いそうです(冬の間にまだぶつかりそうだし・・)。

 私も以前、雪でスリップして自動車を壊したことがあります。狭い道でのすれ違いの時、対向車に遠慮して左に寄りすぎ、左の後輪が脱輪。ブレーキもあまり効かず、そのまま滑っていって、道路脇にあった電信柱に左前のフェンダーをぶつけてしまいました。対向車がぶつかってきたわけでもないので、これは自分の責任。数万円の修理費が痛かったです。

 その時の教訓は、「すれ違う時には、先に止まること」。接触事故を起こしたとしても、それは動いている自動車の責任になるからです。ちょっとイヤらしい言い方ですが、でもお互いが慎重に運転すれば、事故はそうとう防げるでしょうし、仮に事故が起きても軽くてすむことでしょう。

 この冬は、今のところ無事故でいます。このまま春まで何事もなければいいのですが。こちらが気をつけていても、もらい事故もあります。自分の幸運を祈っておきたい気持ちです。

投稿者 tsukada : 23:31 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月11日

すごいことかもしれません

 何だかすごいことになっているようです・・このHPが! 想像していた以上の多くの方に見ていただいているようなのです。

 トップのページにおいたアクセスカウンターは先日30万を超えました(HPを公開して6年半ほど)。最近では1日200アクセス程度ということでしょう。それに加えて、検索でヒットしてHPの途中から閲覧する方もおられるので、実際にはそれよりも多いと思ってはいましたが、桁外れのようです。

 HPへのアクセス記録(ログ)を解析できると知り、ここ数日見ています。毎日1万ページ以上の閲覧があり、数千人の方がこのHPにアクセスしているというのです。それが本当なら、年間で500万ページビュー(ページ単位での閲覧)があるというになるようなのです。公開当初はさほど注目されてはいなかったでしょうが、それでもこれまで1,000万以上のページビューがあったということになりそうです。

 ・・こういった話は、実は私はよく分からないのです。自分でHPを作って公開し、日々更新をしていますが、インターネットのことにそれほど詳しくはありません。ある専門の方からアドバイスをいただいたり、分からないことを教えてもらったりしています。私にとっての「お師匠さん」が、アクセスログ解析を勧めてくださいましたし、今、実際に解析をしてもらっています。いろんなことが分かるのだそうで、その結果を心待ちにしているところです。

 私の書いたものが、日本のいろんなところから、ときには世界の各地から見に来られているのだと思うと、HPのメンテナンスにももう少し取り組んでいきたいと思います。最新の知識を、より分かりやすく提供するという、初心をもう一度思いおこしたところです。(あんまり多くの方に見られていると思うと、責任も重大!)

投稿者 tsukada : 23:26 | コメント (1) | トラックバック

2006年01月10日

雪の重さ

 昨日10日は成人の日・・と言っても、未だにしっくりときません。やっぱり「15日」が頭の中に染みついているのでしょうね。地域によっては小正月の行事をいつ行うか、困っているところもあるとか。

 三が日のお休みをとったのは、わずか1週間前。4日の仕事納めから数日でまた連休。休めるということは良いことなのでしょうが、でも休みたくない・休んでほしくない業種や人もいます。病医院の外来も、やっと今日から普通の体制に戻ることになりました。

 学校も「週休2日制」が定着していますので、やっと今日から3学期。長〜い冬休みがやっと終わり、お母さん方にとってはきっと待ちに待った日だったことでしょうね。お疲れさまでした。

 昨日の新潟はとても良いお天気。年末からの大雪で大変な状況ですので、その意味ではちょうど良い「雪下ろしデー」になったようです。でも事故も相次いでいます。くれぐれもお気をつけて。

 私にはできなかった自宅の雪下ろしは、今日業者の方がやってくれました。家の平屋部分と、物置やカーポートの上です。1.5メートルほどは積もっていて、その重みで梁(はり)が沈んできたのでしょう、室内の引き戸が動かなくなっていました。

 土木会社の方が来て下さったのですが、半日ほどできれいに屋根の雪を下ろしてくれました。多少お年の方なのですが、私よりもずっと頑強で、力仕事は任せてくれといった感じ。自分の“力不足”を感じてしまいます。

 雪下ろしがすんでまた元に戻り、ドアも軽く開くようになりました。積もった雪は、やはりそうとう重いんですね。

 子どもの頃に住んでいた家では、冬になると開き戸の真ん中に補助の柱を入れていたものです。街の真ん中の家で、周囲に庭などなく、勝手に雪下ろしができないこともありますし、住宅の構造も簡単だったということもあります。よくぞ倒壊しなかったものです。

 実家では、今年は一斉雪下ろしをするようです。市道などに雪下ろしをし、それをブルトーザーとダンプと使って除雪していきます。その間は通行止めになりますので、一斉に行う必要があります。私が子どもの頃はよく見かけた光景ですが、最近はずっと暖冬で行っていませんでした。実施されると20年ぶりになるのだそうです。

 雪の重みってどれくらいか分かりますか。雪は水の分子が低温で結晶になったもの。溶けると水になりますが、雪の状態では空気を含みますので、水より軽いです。空からフワフワと舞い降りてくる様子を見ると、そうとう軽いようにも見えますが、積もった雪は、実はけっこう重いのです。

 降り積もり始めた柔らかい雪は水の10〜20%ほど。それが積もっていくと、下の雪は固まっていきますし、屋根の上では下からの熱で溶けて水を含んだり、春先では雨が降って水を吸い込んだりして、余計に重くなります。50%ほどになることもあります。

 ちょっと計算してみましょう。縦横1メートルの広さに1メートルの高さの水(1立方メートル)があると、重さは1トンになります。雪の重さが仮に水の1/3とすると、約330キログラム。坪単位で考えると、1坪(3.3平方メートル)に1メートルの雪が積もると、ちょうど1トンになる計算です。

 屋根の広さが20坪だとすると、その上の雪は1メートルの高さで20トンです。普通乗用車が1台1トン程度ですので、屋根の上に車が20台乗っていることになります。体重60キロの人として計算すると、333人になります。イナバの物置もびっくりすることでしょう。高さが2メートルにもなるとその倍の数字・・自動車40台か、人間では700人近くが乗っている勘定です。

 雪というのがいかに重い物か、分かっていただけたでしょうか。そのままにしておけば、倒壊するのは目に見えています。今雪国で必死に雪下ろしをしているのは、家を守り、自分たちの命を守るためなのです。

 こんな非常事態は、まだしばらく続きそうです。雪国の春は、まだ見えてきません。

投稿者 tsukada : 23:14 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月09日

青空

 20060109.jpg

 久しぶりの青空が、雪国にも戻ってきました。家の外にでると、見上げるほどの雪山ができています。この写真は、自宅前にある公園のお堀の方を撮ったのですが・・積み上げられた雪山が3メートルほどあり、お堀も公園も写りません。

 春になるときれいな花をつける桜の木も、まるで枯れたかのように、ただただ静かに雪に耐えているかのようです。草木もきっと春が待ち遠しいことでしょうね。

投稿者 tsukada : 18:38 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月07日

慣れない雪下ろし

大雪がまだ続いています。私のいる上越市高田では1.5メートルほどの積雪になっています。庭が雪ですっぽりと埋まり、2メートル以上になっているところもあります。

 屋根にもそうとうの雪が乗っています。2階建ての母屋は薪ストーブを利用して融雪していて、こんな大雪の時には威力を発揮しています。平屋建ての部分には1.5メートル程度の雪が積もっているので、そろそろ限界かも。

 とりあえず渡り廊下の屋根の雪下ろしはしておきました。それほどの面積はないのに、けっこうな重労働。普段は聴診器より重い物は持ったことがない(?)私にはきついです。慣れない肉体労働をして、ちょっと腰が・・(>_<) あとは業者の人にやってもらうことにしました。

 ニュースでは4メートルほどの積雪になっているところもあるということですので、これくらいでへこたれてはいけないのでしょうね。でも・・もう雪はけっこうです。いつになったら解放してくれるのでしょうか。お日様が恋しいです。

 20060108.jpg

 融雪された水が屋根からしたたり落ち、大きな氷柱(つらら)を作っています。その下にある木の枝にも、面白い形の氷柱ができていました。「自然の芸術」です。どうぞご鑑賞下さい(^^)

投稿者 tsukada : 22:03 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月05日

雑誌に載りました

20060105

 先日取材を受けた記事が、雑誌の最新号に掲載されました。一般の方向きの医療雑誌『ホスピタウン』2006年2月号(日本医療企画発行)がそれです。

 今月号は小児科の特集で、全国の小児科医が取材を受けています。私もその一人。特集のタイトルは「こどもの病気--スグに頼れる医師・病院特集(50人の名医! 256件の優良病院!)」とあります。照れちゃいましたが、私も名医の仲間に入れていただけたようです(*^_^*) (自分ではまだ“迷医”だと思っているのですが)

 写真がその掲載ページです。見開きページで紹介されています。こんな大きく顔写真を載せてもらったのは、生まれて初めて。自分で見ていて、顔が赤らんできました。

 記事のトップには「病児保育のパイオニア 地域の母子を全力で守る」とあります。編集部で書いたのでしょう。“よいしょ”だとは分かっていますが、でもやっぱり嬉しいですね。この記事に恥じないように、これからも頑張って仕事をしていこうと思います。

 この雑誌は普通の書店においてありますので、ご興味のある方はご覧になっていただければ幸いです。

投稿者 tsukada : 17:16 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月04日

赤ちゃん誕生

20060104.jpg

 今日は仕事始め。寒風の中、体調を悪くした子どもたちがたくさん来院されました。お正月休みの間、ずっと我慢していた子もいて、申し訳ない気持ちももちながら診療していました。

 ところで、新年早々におめでたい話です。我が家に赤ちゃんが生まれました! と言っても、もちろん私がまたパパになったわけでもなく、もちろんジジになったのでもありません。医院で飼っている熱帯魚にベビーがやってきたのです。

 診察室の中に置いてある水槽の方ですが、1か月ほど前に水質を悪くしてしまい、一時は全滅状態になってしまいました。新しいお魚たちを入れたのですが、まだ水質が落ち着かなかったのか、年末にはたった2尾になってしまいました。でもそれがオスとメスだったのが幸いしたのでしょう。昨日、6尾もの赤ちゃん魚が泳いでいるのを発見!! 元旦と2日にエサをあげたときには気づかなかったので、2日の夜出産したに違いありません。

 この熱帯魚はミックスグッピーという種類。胎生魚で、メスのお腹の中で卵からふ化し、もう一人前の(?)形をして生まれてきます。写真の中央やや左に、右奥から手前左に向かって泳いでくる赤ちゃん魚が見えていますね。長さはまた1センチもありません。小石が写っていますが、それに比べてもまだまだ小さいのがよく分かると思います。

 この赤ちゃんたち、今日のところは元気に泳いでいますが、果たして無事大きくなってくれることでしょうか。水質管理の仕事も、さぼらずにやりますので、どうかちゃんとした大人になって下さいね!

投稿者 tsukada : 20:35 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月03日

慣れない雪かき

 お正月の三が日が今日で終わり。明日からは気持ちを切り替えて、また頑張ろうと思います。どうぞよろしく!

 新潟のお正月も、今年は雪に覆われていました。もう何年も暖冬が続き、雪のない元旦が普通になっていました。それに慣れていたので、今年は“異例”でしたが、でも思い起こしてみれば、こんな雪の中のお正月のほうが普通なのかもしれません。

 ここ上越市では積雪は約1メートル。道の脇には除雪で積み上げられた雪が山のようになっています。背丈以上もあり、交通の障害になっています。

 自宅のまわりもそう。屋根から落ちた雪で、庭の一部は2メートルほどの高さに雪が積もり、部屋からの視覚をさえぎっています。今日はそんなところの雪かきをしましたが、お正月休みで鈍った(なまった)体にはちょっときつかったですね。短い時間なのにヘトヘトです。こんなことでこの雪国で生きていけるのかと心配されてしまいそうですね。(正直に言って、自分でも心配ですが)

 明日は仕事始め。長い休みで具合を悪くした子どもたちもおおぜいいることでしょう。インフルエンザははやってはいないでしょうか。子どもたちの健康が気になります。

 今夜はまた大荒れのお天気で、そうとうの降雪もあるとか。しばらくはまだ雪国の厳しさを感じながら、生きていくことになりそうです。

投稿者 tsukada : 20:40 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月02日

停電でも走行できる新幹線を!

 昨日、上越新幹線で停電事故があり、3時間あまり運転ができなかったということです。新年早々、大変な目にあった方も多いことでしょう。一年のイヤなことを、まとめて先にすませてしまったとポジティブに(!?)考えていただいて、気持ちを持ち直していただければと思います。

 先月も新潟では大停電があり、この時も新幹線が止まりました。電気で動いているのですから、ある程度は仕方ないのでしょうが、でもこうたびたび起きると、何とかならないものかと思います。

 今回の停電事故でもそうですが、運転中の列車が駅と駅の途中で止まってしまいます。上越新幹線は新潟県と群馬県の境はトンネルだらけ。その中で立ち往生してしまったら大変です。テレビで流れていた乗客の話では、トンネルに走行中に停電になり、その後は惰性運転でトンネルの外に出て、そこで停車したようです。送電されていないただの箱となった車内は、電灯が消え、暖房も止まっていたそうです。駅までは距離があり、反対の車線を空の新幹線を横付けし、そちらに乗客を乗せ、ようやく最寄り駅までに着いたとのこと。お疲れさまでした。

 もしトンネル内で火災になったら、大惨事になります。列車が燃えれば、パンタグラフが故障したり送電線が切れたりして、電気が止まります。列車は動けなくなります。そうなると逃げ場がありません。送電がストップしても、自力走行でトンネルの外まで出てこられれば、乗客を車外に逃がすことができ、被害を最小にすることができるはずです。

 電車にとっては電気は命のようなもの。それがなければ、動くことはもとより、明かりも冷暖房も使えなくなります。JRなど列車会社にとって、停電をど考えているのでしょう。通常は起こらないことと、たかをくくっているのではないでしょうか。これほどたびたび起きている事実があるのですから、「想定内の事故」と考えて対処すべきことです。

 停電しても乗客の安全を確保することは、絶対に必要です。そこで提案! 新幹線などの列車に自家発電装置を取り付けましょう。まずは車内の照明を確保すること。今どんな設備があるのか分かりませんが、停電時にバッテリーに蓄えた電気で多少の照明はつくのかもしれません。でも、それでは時間的な限りがあります。発電機と燃料があれば、長時間電灯をつけておくことができます。換気や冷暖房もある程度は使えるようになるでしょう。

 そして何よりも、自分で発電し、近くの駅まで数十キロくらいは走行できるようになっていると完璧。駅につけば、あとは何とかなるでしょう。乗客の不安も解消されますし、救助に行く必要がありません。停電が終わって復旧したとは、スムーズに車両運行することもできます。

 一昔前はディーゼル列車が主役でした。当時の気動車はとても大きかったですが、さほどスピードを出す必要はないので、小さなエンジンでも十分でしょう。うまくすれば普通の車両の下に入れておけるかもしれません。あるいは、車両1両の何分の一かを使えば足りるでしょう。その分、客席が少なくなりますが、でもより安全になることを考えれば、それくらいは大した犠牲ではありません。

 新幹線にも停電事故は必ず起きます。それを前提に対策をとりましょう。停電しても自分で発電し、自力走行もできる車両にすることで、安全性は格段に向上します。それを不可能にするような技術的な要因は、まずないでしょう。費用も莫大にかかるとも思えません。十分に実現可能なプランです。今すぐに実行に移してほしいです。

 この提案はまじめです。しかるべきところで、ちゃんと取り上げてはもらえないでしょうか。(JRや国土交通省に知り合いのいる方、ぜひ伝えて下さい!)

投稿者 tsukada : 20:57 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月01日

謹賀新年

 新年明けまして、おめでとうございます。今年が子どもたちにとって、より良い一年になることを切に願っています。

 年末に大雪になっていた新潟も、快晴の元旦になりました。これだけ晴れるのも珍しいですね。“悲惨なお正月”も覚悟していましたが、逆にともて気持ちの良い新年を迎えることができました。これも日頃の行いが良いため??

 今年は2006年(平成18年)、戌年。いろんなことが起きそうです。個人的には3人の子どもたちがそれぞれ「試験」があり、胃の痛くなる冬を過ごしています。サクラは見事に咲いてくれるでしょうか。医院にとっては、これまで以上に診療内容を充実させたいと考え、昨年からいくつかのプランを温めています。それを実行に移せるよう努力していきます。

 当院が子育て支援としてとりくんでいる病児保育ですが、付属の「わたぼうし病児保育室」が開設からこの6月で5周年を迎えます。昨年秋には設置基準、人的配置、運営方法などで県から公的な“お墨付き”をもらいました(認可外保育施設となり、保育料に対する消費税は非課税になりました)。現在は公的な補助をいただけない中で運営していますが、できれだけ早く市から助成していただけるように、さらに働きかけをしていきたいと思っています。そうなった時には、さらなる保育体制の充実を図っていくことができます。

 昨年から始まった「上越子育てフォーラム」は、今年7月に第2回の開催を予定しています。今年もとても良いお話を聴くことができるでしょう。すでに講師の先生のお一人は決まっています。今からもう楽しみです。

 小児救急のことも、大きな社会問題になっています。時間外の診療のすべてを行うことは、一開業医のは無理なことですが、でも何かしらのお役には立ちたいと思っています。年末より新潟県でも電話による小児救急の相談事業が始まりました。日曜、祝日などの夜7時〜10時に担当の看護師が親御さんからかかってきた電話に応じます。小児科医も一緒に関係するのですが、直接親御さんと話すことはなく、看護師が必要な時に小児科医にアドバイスを求めることができるようになっています。県内の小児科医がこの事業に協力していますが、私のその一人です(2月に初めての当番が回ってきます)。

 今年もきっと波瀾万丈、「想定外の」こともいっぱいおきるに違いありません。「子どもたちのために」を合い言葉に、精一杯がんばっていきたいと思っています。もちろん、このHPもさらに充実させていきます。ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いします。

投稿者 tsukada : 23:57 | コメント (0) | トラックバック