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2005年12月09日

宿題

 一昨日、看護大学の講義をしてきましたが、これでやっと肩の荷がおりたと思ったら・・先ほど、そうではないことが判明しました。まだ仕事が残っています。

 当日受講したのは2年生の約100名ですが、その学生さんたちから多くの質問が寄せられたのです。当日の講義内容もいろいろとありましたが、質問も多岐にわたっています。ざっと読んでみて、私の話の不確かなところを突いた“鋭い”ものもあり、冷や汗がでます。

 当院が行っている「病児保育」についてもの質問もあります。看護師さんの大半は女性であり、職業をもって生きているためには、こういった子育て支援が必要だという話もしましたので、関心が深くなったのかもしれません。「見学に行きたい!」なんて書かれると、嬉しくなってしまいます。いつでもどうぞ!!

 感染症の講義ではインフルエンザがもっとも興味があるようで、それに関する質問が多数あります。一番ホットな話題かもしれませんね。私がTVに出たよ、なんて話もしちゃったので、よけいかも。

 多くの質問が出されるということは、私の教え方がまずかったのかもしれませんが、逆に、講義を通していろんなことに興味を持ってもらったということにもなるでしょう。私の話やスライド、資料などが、学生さんたちに“良い刺激”を与えることができた・・なんて思ってもみたのですが、いかがでしょう。

 一つひとつの質問にはできるだけ丁寧にお答えしていこうと思っています。学生たちが「学ぶ」ためには、疑問を大いにもち、それが“なるほど!”と思ってもらえることが、一番良い動機付けになるからです。

 それに、私にとっても教えっぱなしではなく、講義の内容をより深く理解していただけるチャンスになります。いや、私自身が質問に答える中で、再度勉強し直すことになるでしょう。歳をとると、自分から学ぶことは少なくなりますので、こういった機会にもう一度本を読んだり、ネットで調べたりすることは、“生きた学問”になります。

 お答えできるのは来週以降になると思います。少し待っていて下さいね。

投稿者 tsukada : 2005年12月09日 22:56

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