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2005年11月28日

まだあった魚受難事件

 院長の趣味は?と尋ねられて、すぐに返事ができなかった話を先日書きました。でも、一つ思い出したことがあります。「水槽」です。

 医院には熱帯魚を入れている水槽が2つあります。何年も前に、専門の業者の方に頼んで作ってもらい、その最初だけ、お魚や水草を入れてもらいました。そのあとは、見よう見まねで私がメンテをしているのですが、なかなかうまくいかないこともあり、試行錯誤の連続でした。

 最近はそこそこに安定していたのですが、それでも時にはトラブルが襲ってきます。最近の“煮魚事件”は先日お話しました。それ以外にも、夏休み中に水温が高くなりすぎ、水草がほぼ全滅してしまったこともあります。その後は赤ちゃんの産毛くらいにしか残っていない水草が、寂しいです。

 もっと昔は“炭酸ガス事件”もありました。水草に光合成をさせ、それによって魚が呼吸するだけの酸素を作るという環境を業者の方は作っていきました。光合成に必要なのは炭酸ガスと光。通常のエアレーション(空気をブクブク入れる)ではなく、炭酸ガスをボンベから水の中に少しずつ入れていきます。その量が多すぎるとお魚は二酸化炭素で中毒になりますし、少なすぎると光合成ができないので酸素欠乏になります。微妙な量の調整が必要なのです。

 炭酸ガスは専用のボンベで購入します。医療用の酸素ボンベを扱っている会社にお願いして持ってきてもらったのですが、この会社はうちが医療機関だということで、特別な治療に必要だと誤解していたようです。普通にはあまり売らないものだそうで、誤解はしばらくはそのままにしておきましたが・・。

 ある時、このボンベを交換したあと、バルブを調整したはずなのに、ガス量が異常に多くなっていました。数時間後、それに気づいたときは、お魚たちがみんな水面に登ってきていて、アップアップとしていました。あわててガスを止め、かわりに酸素ボンベを持ってきて(こんなのがあるのも医療機関ならでは!)、酸欠状態のお魚たちに酸素療法を緊急にほどこしました。しばらくすると、ほとんどの魚たちはまた元気に泳ぎだし、ホッと胸をなでおろした覚えがあります。

 そんなことがあってから、水草に重点を置いた水槽の作り方(アクアリウム)はやめて、子どもたちが喜ぶお魚中心にしました。昼間も普通に空気ブクブクにしましたし、水草がいたんでも補充することはしませんでした。今ではもっぱら魚だけの水槽になってしまいましたが、それでも楽しんでくれるようですので、このまま続けていきたいと思っています。

 先日ダメにしてしまった診察室の水槽ですが、この週末できれいによみがえりました。昨日はヒーターも入れ、丸一にたっても温度は適温に保たれていることも確認。いよいよお魚を入れる番です。あすくらいには新しい熱帯魚を購入してこようかと思っています。完全復活が成れば、またご報告いたしますので、しばしお待ち下さい。

投稿者 tsukada : 2005年11月28日 21:33

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