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2005年04月30日

4月も終わり

今日は飛び石連休の真ん中。
昨日は祝日(緑の日・・いずれ名前が変わるかもしれませんが)、明日は日曜ということで、やっぱり外来は混み合いました。
インフルエンザのお子さんは一人もおらず、流行は終息したものと考えられます。
かわってでているのがウイルス性胃腸炎(嘔吐下痢症)。
吐き気が強く、水分がとれない状態が続くと脱水が心配になる病気です。
実際に外来で診ていて、顔色が悪く、ぐったりしているお子さんもそうとういます。
早めに点滴治療が必要です。

昔はなかなか静脈注射ができませんでした。
そのために皮下注射でごまかしたりしていたのですが、今は技術も発達しましたし、小児用の点滴セットがしっかりできているので、以前よりは確実にできるようになっています。
さらに、早めに点滴をすることで、外来治療も可能になりました。

当院は外来だけだということもありますが、ほとんどのお子さんを外来で治療できています。
そのためには、脱水が心配なときには、先手を打って点滴治療をするようにしています。
嘔吐下痢症の流行があるために、この時期はどうしても点滴が多くなっています。
また、一人あたりの点滴時間も、具合が良くなるまで行いますので、どうしても長くなりがちです。
処置室のベッドが埋まっていて、点滴の順番待ちということも・・

あさっては、飛び石連休の中日+3連休前日。
いったい外来がどうなるか、想像もつきません。

今日で4月が終わり。
月末ということで、「こども通信」5月号を作りました。
いつも同じような話ばかりであきているかもしれませんんが、よろしかったらお読み下さい。
トップのページから簡単に行けるようにしてあります。

投稿者 tsukada : 2005年04月30日 21:31